ウクライナ大統領、バフムト撤退の可能性示唆 ポーランドで会見

ウクライナ大統領、バフムト撤退の可能性示唆 ポーランドで会見
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-poland-zelenskiy-bakhmut-idJPKBN2W21PD

『[キーウ 5日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は5日、訪問先のポーランドで行ったドゥダ大統領との共同記者会見で、激戦が続く東部の都市バフムトから撤退する可能性を示唆した。

ゼレンスキー大統領はバフムトがまだロシア軍の手に落ちてはいないと明言したが、包囲される危険がある場合は兵士らを守るために「相応の」決定を下すと述べた。「兵士を失わないことが最重要だ。包囲され、その危険性がある場合は、それに対応する正しい決断が指揮官によって下されるだろう」とした。

またゼレンスキー大統領は、欧米のパートナーからより多くの弾薬供給を受ければ、バフムトやその他の地域でより早く反撃することができるようになると述べた。

一方、ウクライナ国防省のハンナ・マリャル次官は同日、ロシアはバフムトなどの奪取を幾度となく試みているが、前線の状況は完全にウクライナの制御下にあると述べた。』