ドイツ連邦軍はいま18万3000人だが、2031年までに20万3000人に増やしたい。
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『『ドイチェヴェレ』の2023-4-2記事「German military facing recruitment gap, says commissioner」。
ドイツ連邦軍はいま18万3000人だが、2031年までに20万3000人に増やしたい。しかしこれは至難の目標値である。連邦議会内の国軍コミッショナー氏は、とても無理だと言っている。
志願兵が永年勤続してくれないで、途中で辞めてしまう。
志願兵を募集する事務当局の個人対応が遅すぎる。潜在応募者の関心分野を把握したら即座に回答し、資料を送ってPR等しなくてはいけないのに、まったくそれが遅い。これでは民間に人材をとられてしまうのはあたりまえ。
政府にとって、軍隊の装備は、予算さえつけられれば、あとは増やすのは簡単だが、志願兵を増やすとなると、格段に話が難しくなる。
特に頭が痛いのは、志願兵の中に「アンチ・リベラル」の政治志向者が多いこと。ある意味あたりまえだが、ドイツの場合、そうなんですでは済まなくなるのである。』