元米空軍の気象予報士であった David Helms 氏は、ヴァジニア州に隠居しながらにして、ツイッターにウクライナ戦線の天気予報を日々、公表…。
https://st2019.site/?p=21022
※ こっちの情報では、『ヘルムズによれば、ウクライナで今年の泥濘期が終るのは、5月1日以降だという。』ということだ…。
※ しかも、『南ウクライナでは4月中旬から地表がドライになる。
それから2週間遅れで、ドネツク地区も乾く。
もっと北の、露軍が占領中のルハンスク州になると、5月中旬まで湿っている。』ということで、「一様」ではなく、その「地域、地域」によって、乾湿の状況は、異なっているらしい…。
※ そういう「天地人」を勘案して、「決戦」の「日取り」と「場所」が、決定されていくんだろう…。
『Frank Hofmann 記者による2023-4-2『ドイチェ・ヴェレ』の記事「Ukraine counteroffensive: When will the mud season end?」。
元米空軍の気象予報士であった David Helms 氏は、ヴァジニア州に隠居しながらにして、ツイッターにウクライナ戦線の天気予報を日々、公表し、それによって、前線の宇軍の作戦判断を扶けている。
たとえば、バフムト限定のピンポイント週間予報を、誰でも見ることができる。
ヘルムズによれば、ウクライナで今年の泥濘期が終るのは、5月1日以降だという。それ以前では地中の水気が抜けない。
概して、南部ほど、早く乾く。
南ウクライナでは4月中旬から地表がドライになる。
それから2週間遅れで、ドネツク地区も乾く。
もっと北の、露軍が占領中のルハンスク州になると、5月中旬まで湿っている。
ということは、露軍の戦車が東部国境でまだ動けないでいるときに、宇軍は南方で攻勢に出てメリトポリを奪還可能だ。
ウクライナでは、毎年、春と秋に約1ヵ月ずつ、まったく路外は泥の海となって装軌車も通行ができぬ。現地語では「ラスプティツァ」と呼ぶ。
泥濘の原因は、降水(雨と雪)、および解氷である。
厚さ20センチの表土部分が水気を含むと、そこは泥田に変わる。その変化は急に起こる。とつぜん、表土の支持力がなくなってしまうのである。』