ロシアはげんざい、160機の人工衛星を回していて、そのうち100機以上が軍用だ。

ロシアはげんざい、160機の人工衛星を回していて、そのうち100機以上が軍用だ。

https://st2019.site/?p=21022

『Ashish Dangwal 記者による2023-4-2記事「Ukraine War: Why Russian ‘Precision Strikes’ On Ukrainian Military Infra Are Failing To Hit The Bulls Eye」。

    ロシアはげんざい、160機の人工衛星を回していて、そのうち100機以上が軍用だ。

 だが、複数の衛星データをミックスして、ウクライナ戦争のために活用することが、ロシアにはどうも、できないらしい。これには地上支援局の不備が関係していると見られる。

 たとえば、もし偵察衛星をしっかり運用できているなら、見逃すはずがないウクライナ軍の「高価値目標」を、露軍は、見逃している。

 背景として、2014のクリミア侵略以降の西側からの経済制裁が効いているのである。
 GLONASSがあっても、それを「電子Map」と結合することができない。だから露軍の地図は紙ばかりである。

 最前線の、同じ場所を撮像した偵察衛星データを、露軍の指揮官は、2週間に1ぺんしか、更新してもらえない。これでどうやって作戦を立てる? もはやドローンにひたすら頼るしかないのである。

 そしてまた露軍の軍用偵察衛星の写真の解像力は、いまや、欧米の民間の衛星画像サービス会社からふつうに私人が買えるデータの細密度を下回っている。』