ロシア国内で軍用トラックを製造できなくなっている。
https://st2019.site/?p=21016
『2023-3-29記事「Iranian parts for Russian military trucks: Will work better than nothing?」。
ロシア国内で軍用トラックを製造できなくなっている。クランクシャフトや、エンジンのピストンまでが入手難だという。
それで、これらの自動車用の金属部品を、今やイランから輸入するようになっているという。
2014以前の露軍のトラックは、ほとんど西側部品でできていたようなものだった。たとえばYAMZ-530というトラック用のエンジン。シリンダーブロックはフリッツ・ヴィンター(独)製。ピストンはフェデラル・モグル(米)製。クランクシャフトはマーレ(独)製。そして電装品のことごとくはボッシュ(独)製であった。
2022-2時点でもまだ西側部品は大量に輸入されていたが、さすがにもうそれはゼロになっている。
イランは従来、ロシア製トラックやヴォルヴォ製トラックを勝手にコピー生産してきた。それがこんなときに役に立つことになった。
イランのメーカーとしては、「サイパ」と「KIAN」がメジャーである。
※ウラル車両工場は、3万人もの従業員を抱えるロシア最大の戦車プラント。にもかかわらず、月産20両しか、軍に納入できていない。
※ノルウェーの運輸省は、夏までに4両、年末までにさらに8両、計12両のディーゼル機関車を、ウクライナに寄贈すると声明。』