《国外拠点の砲弾工場》をオーストラリアの砂漠地帯に建設することが、わが国の長期の「保険」として優れている…。
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『ベトナムもタイもインドネシアもマレーシアもフィリピンも、《自由世界のための砲弾工場基地》としては将来に不安があって宜しくない。
けっきょく日本から近いところでは、豪州に拠点を探すしかない。
そこには有利な条件が揃っている。
鉄鉱石と石炭の産出地やスチール・ミルから鉄道で、砲弾工場まで直結が可能。
少雨なので地下化にも不都合がない。
造り過ぎて余った砲弾を貯蔵しておける乾燥した無人の土地は無尽蔵。
海外緊急出荷用のC-17を運用できる滑走路も、近傍に敷き放題。
空想するに、かつて日本の潜水艦を豪州に売り込めという話がでたときに、そのオフセット条項として、潜水艦の建造技術移転などではなくて、「155㎜と105mmの砲弾の新鋭工場の進出」をパッケージにしていたなら、いまごろどうなっていたであろうか?
台湾海峡有事だろうがペルシャ湾有事だろうが黒海沿岸有事だろうが、シナやロシアからは遠く離れた安全地帯の豪州から、誰にも邪魔されることなく、ふんだんに野砲弾が供給され得た筈なのである。』