ウクライナの「市街戦」概況。
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『ストラテジーペイジの2023-3-21記事。
ウクライナの「市街戦」概況。
広い国のようでも、重要な交通結節点を支配するためには、特定の都市がどうしても争奪対象になる。そこを捨てて他を占領しても意味がないのだ。
それで両軍とも必死で特定の都市にこだわり続けるのだが、どちらも、砲爆撃能力には余裕がない。特に露軍が、ひとつの都市を砲爆撃でまるごとサラ地に変えてしまうという、シリアの小村が相手ならば得意な戦法を、採りたくても採れない。
ということは、小火器を携えた歩兵部隊が仕事をするしかないのである。
そのためにはシミュレーターを使った事前のトレーニングが有効。
というわけで、市街戦を兵士に教えるための装置をコンテナに詰め込んだシステムが、NATOには用意されている。MOUTという。』