ネパール,4900万KW開発可能包蔵水力を持ちながら,何故計画停電に苦しむ?
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※ 今日は、こんな所で…。
『2023年3月13日 月曜日 晴れかな
ネパールは豊富な水力資源を持ちながら,今でも電力不足に悩まされ,計画停電が国民を苦しませている,最近の公表された情報では,やや古いが,2018年のJICAの尾崎さんの資料がある,国土約15万平方キロ,人口約3千万,包蔵水力は開発可能が4200万KWと極めて大きい,
ネパール,かっては,日本工営や電発が開発を目指して活躍した,私も2011年頃,現地に入って調査に加わったことがある,民間開発に転じてからは,インドが主導権を握ると思われたが,そこに中国が介入してきて,今は両国の狭間に揺れている,今日の報道は,開発目標未達に苦しむ当局だ,
ネパールが何故計画停電に苦しむか,それは乾期の水不足のために,既開発の水力発電所が機能を失う,需要が小さいために大規模ダムが開発できず,乾期にも発電できる貯水池水力がないためだ,これを電発も工夫を凝らしていたが,結局問題は,インドへの電力輸出に頼る貯水池の開発が鍵となる 』