イランに軍事用ドローン部品供給で中国企業へ制裁

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:イランに軍事用ドローン部品供給で中国企業へ制裁
https://nappi11.livedoor.blog/archives/5417153.html

『米財務省は2023年3月9日、イランに軍事用ドローン(無人機)向けの部品を供給したとして、中国の企業5社と1個人を新たに制裁対象に加えたことを明らかにした。

制裁対象となった企業は米国内の資産が凍結される。

こうしたドローンをロシアはウクライナとの戦争で使用している。写真はウクライナで捕獲された残骸Iranian made Shaheed-136 drone captured nearly intact by the Ukrainian army。
screenshot(7)

さらに米制裁の対象となっているイランの石油化学企業などが製品を外国に輸出する際の取引を偽装し、制裁逃れに加担したとして、香港やアラブ首長国連邦(UAE)などを拠点とする企業39社にも制裁を科し、貿易や国際金融においてイランが利用する地下金融のシステムを構成するとみなす企業群に対しても制裁を科した。  

Brian_E._Nelsonブライアン・ネルソン財務次官(テロ・金融情報担当Brian Nelson as the Treasury Department’s undersecretary for terrorism and financial crimes)はイランについて、ロシアがウクライナでイラン製無人機を使った結果で「民間人の犠牲に直接関与している」と述べた。

イラン国連代表部とワシントンの中国大使館はコメントの要請に応じていない。参照記事 英文記事  参照記事 US blacklists Chinese firms supplying drone parts to Iran  米財務省英文記事、、、

この流れを受け入れてもなお、中国はウクライナ戦争の仲介国を演じるつもりなのだろうか??コロナならコウモリのせいにも出来るが、ウクライナで飛んでいるのはコウモリではない。米財務省は、複数の中国系企業の実名を挙げ、航空宇宙部品の販売と出荷を行っていると企業と説明している。

INSTC bhy

ロシア支援の当事国イランに関しては、英国のSky Newsが8日付で「イランが2023年1月にカスピ海経由で5.56mm~14.5mmの小口径弾薬を約1億発、グレネード弾、迫撃砲弾、対戦車ロケット弾、122mm~152mm砲弾など約30万発をロシアに輸出した」と報じている。swarajya_2018-04_85a395

英国の情報筋は「イランのアミラバード港Port of Amirabadから2隻の輸送船が1月10日と12日に出港し、カスピ海を北上してロシアのアストラハン港Port of Astrakhanに入港(27日)した。この輸送船に積み込まれたコンテナの数は約200個」と報告した。参照記事 
右下図は、中国からの鉄道網「一帯一路」で、無人機用部品に限らず、経済制裁中の中国はイランやトルコ、中央アジア経由で多くの物をロシアへ届けるのが可能のように見える。

この紛争の多い地域で中国は、自身の国際的役割をしきりに自画自賛するが、裏を返せばすべては政治ではなく経済活動で在り、全ては儲ける為の力学でしかない。

その原動力は、小心な妬(ねた)みと嫉妬である。これらはプーチンロシアにも言える事で、それらを起因とする、かれらの欲にまみれた下品さは書いて余りある。』