習近平氏、中国国家主席に3選 全人代

習近平氏、中国国家主席に3選 全人代
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM09CQW0Z00C23A3000000/

『【北京=羽田野主】中国で開幕中の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は10日、中国共産党の習近平(シー・ジンピン)総書記を国家主席として満票で選出した。習氏は「社会主義現代化強国の建設のため努力、奮闘する」と宣誓した。

2022年10月の共産党大会で異例の続投をした習氏は国家主席としても3期目に入った。米国との対立長期化をにらみ、権力集中をさらに進める見通しだ。

中国は18年3月に開いた全人代…

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『中国は18年3月に開いた全人代で国家主席と副主席の任期を2期10年までと定めた憲法を改正し、任期制限をなくした。習氏の3期目入りが可能となった。

習氏は党のトップである党総書記、国家元首に相当する国家主席、軍トップの中央軍事委員会主席の3つのポストを兼務する。いずれも任期の定めがなく、長期政権を見据える。』

『国家副主席には前最高指導部メンバーで習氏を支えた韓正(ハン・ジョン)氏を満票で選出した。』

『デジタルデータの管理・統制強化に向け「国家データ局」を新設する。中国で活動する企業による国外へのデータ持ち出しなどを厳しく管理する狙いがある。全人代閉幕後に党と国務院の一体的な組織改革案を示す見通しだ。』

『11日には習氏側近の李強(リー・チャン)氏を首相に選出する。新たな副首相や閣僚も正式に決める。習氏の3期目体制が本格的に始まる。

習氏とかつて「盟友」といわれた王岐山(ワン・チーシャン)氏は完全に引退する。17年に年齢制限で共産党の最高指導部である政治局常務委員を退き、国家副主席に就いた。

最近は王氏の元秘書らが相次ぎ拘束されるなど習氏と距離があると指摘されていた。国家副主席の任期も撤廃されているが、続投はしなかった。

習氏は全人代閉幕日の13日に演説する予定だ。』