激戦の東部バフムト「近く陥落も」 NATO事務総長
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR08DW30Y3A300C2000000/
『【パリ=北松円香】北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は8日、記者団に対して激しい戦闘が続いているウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムトは「近く陥落する可能性を否定できない」と述べた。ロシア軍は大きな損害を出しつつも、兵力の投入を増やしているとの見方を示した。ロイター通信が伝えた。
一方でバフムトが陥落したとしても「戦争の転換点となるわけではない」とも指摘した。ロシアの戦力を過…
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『ロシアの戦力を過小評価せず、ウクライナ支援を続けることが重要との見解を示した。
ロシアとドイツを結ぶ天然ガスの海底パイプライン「ノルドストリーム」については、「まだ破壊の責任が誰にあるのかははっきりしない」と述べるにとどめた。同パイプラインは2022年に複数の破損が見つかり、人為的な破壊工作の結果との見方がある。
ドイツ当局は破壊工作に使われたとみられる船を捜索し、国籍不明の男女6人の関与が疑われている。米紙ニューヨーク・タイムズが親ウクライナ勢力による破壊の可能性があると報じるなど、情報が交錯している。』