米陸軍は、トラックなどを輸送機からドロップするための物料傘を、まったく新しいものにする。
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『2023-3-5記事「US Army Trials New Parachute System for Vehicle Airdrops」。
米陸軍は、トラックなどを輸送機からドロップするための物料傘を、まったく新しいものにする。
従来は、ハニカム構造の段ボールのようなものを鉄板とともに下敷きに使っていた。
新型の物料傘は、エアバッグを下敷きとする。RRDASと称する。
これによって投下から物料回収までの一連の必要時間がいちじるしく短縮される。
たとえばドロップゾーンで受取る側は、従来だと斧や円匙を使ってハニカムクッション材を剥がす作業が必要であったが、RRDASならそんな必要はない。
RRDASには着地の瞬間にアウトリガーを出す安定メカニズムも備わっているので、車両の着地姿勢は常に水平である。重心が高くても、横倒しになったりしないのだ。
RRDASは、ことしいっぱい、テストが続く。ユマ演習場にて。
部隊配備は2025年からになるだろう。』