「存亡かけた戦い」米下院の対中国特別委が初の公聴会…超党派で厳しい姿勢鮮明
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad3e6849bfa92adf761438c4f2c62f33af500662
『讀賣新聞オンライン 3/1(水) 18:58配信
【ワシントン=淵上隆悠】米下院が対中政策を専門に扱うために新設した「米国と中国共産党の戦略的競争に関する特別委員会」は2月28日、初の公聴会を開いた。米政府が「唯一の競争相手」と位置づける中国に対し、議会でも超党派で厳しく対応する姿勢を鮮明にした。
公聴会の冒頭、マイク・ギャラガー委員長(共和党)は「中国との競争は、21世紀における存亡をかけた戦いだ」と訴えた。民主党の筆頭委員も「我々は中国共産党を過小評価していた。貿易や投資が民主化につながると考えたが、逆のことが起きた」と指摘した。
公聴会には、トランプ前政権下で国家安全保障担当大統領補佐官を務めたマクマスター氏らが出席した。米本土上空に飛来した中国の偵察用気球について、マクマスター氏は「中国が幅広い監視活動を行っていることを示している」と述べ、「旧ソ連よりも脅威だ」との認識を示した。』