ロシア外相、ウクライナをけん制 穀物合意盾に、延長不同意に含み
https://www.47news.jp/world/9006759.html
『ロシアのラブロフ外相は1日、訪問先のインドでトルコのチャブシオール外相と会談した。国連とトルコが仲介したウクライナ産穀物の輸出に関する4者合意の延長について「ロシア側生産者の利益が考慮される場合に限り可能になる」と表明。ロシア外務省が発表した。
18日に期限切れとなる穀物合意を盾に取り、延長に同意しない可能性を示唆してウクライナをけん制する狙いとみられる。
ロシアは欧米の制裁で支障が出ているロシア産穀物と肥料の輸出正常化も穀物合意に含まれるとし、履行が不十分だと主張。
一方、ウクライナ政府高官はロイター通信に対し、合意延長とともに有効期間を1年とするよう求める考えを示した。』