中共だけでなく、イランの海洋土木会社も、ロシア領内の「ヴォルガ~カスピ運河」の浚渫に加勢している
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『Paul Goble 記者による2023-2-24記事「Iran Joins China in Dredging Russia’s Volga River, Further Solidifying Anti-Western Axis」。
中共だけでなく、イランの海洋土木会社も、ロシア領内の「ヴォルガ~カスピ運河」の浚渫に加勢しているところである。
この浚渫工事によって、カスピ海沿岸の港から、従来よりも大型の貨物船を、アゾフ海へ出すことができるようになる。
竣工すれば、運河の水深は4.5mになるそうだ。
現況は3.5mだが、こういう運河は、ほったらかしにしておくとどんどん埋まって浅くなるものである。
全経路にわたって水深4.5mが実現すれば、ロシアがカスピ海で運用しているすべての貨物船を、黒海まで出すこともできるようになる。
イランは、Ro-Roタイプの自動車運搬船を、ほとんど持っていない。
カスピ海内の主要港は、アストラハン港である。ただし、この港は真冬に凍結する。』