米国に「エリア-I」という飛行機メーカーがあり、そこが製造している「ALTIUS-600」は…。
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『2023-2-24記事「ALTIUS-600: the Ukrainian military will receive American drones」。
米国に「エリア-I」という飛行機メーカーがあり、そこが製造している「ALTIUS-600」は、偵察用もしくは自爆特攻用となる無人機である。
これも、このたびウクライナに援助されると公表された。
機体の全長は1m。ウイングスパン2.54m。
自重12.5kg、ペイロード3kg。
格納チューブからガス圧で射出されるや、主翼と尾翼を展張する。胴体尾端にプッシャー式プロペラ。
滞空4時間可能。最大航続距離440km。
※カミカゼドローンは何が現代向きなのかというと、弾頭を大量生産するのに、弾殻の「精度」がほとんど問題とはならないという点なのである。砲弾は大きな発射Gがかかるし、高温高圧ガスが弾丸内に入り込まないように隙間はゼロでなくてはいけないし、微少な重心バランスの誤差があれば弾道表を無意味にしてしまうから、とにかく工程中の誤差管理が厳しい。しかしドローンに運搬させる爆発物の「仕上げ精度」など誰も問題にしない。飛行中に当て舵で補正できるからである。工程のすべてをロボットに任せられるような世界だと思う。西側諸国にとって、大量生産の弾撥性を実現しやすいのだ。』