気球による空爆作戦は、何も日本の専売特許じゃない。
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『Sofiia Syngaivska 記者による2023-2-26記事「Ukrainian Aerostat Perspective, Considering Great Britain Couldn’t Afford Such Campaign Now」。
気球による空爆作戦は、何も日本の専売特許じゃない。WWII中に英国は、1万個近いバルーンにワイヤーや焼夷弾等を吊るして、ドイツが占領していた欧州大陸の電力網を攻撃させているのだ。
1942年から44年にかけて、英国は毎日、500個から2000個のバルーンを放流した。
作戦にかかった費用は公式記録では10万ポンド。敵に与えた損害は1000万ポンドと見積もられた。主に送電線を加害したという。
吊るしたモノ。
「ワイヤー」。
「ビール」と称した缶入りの白燐焼夷弾。
「ジェリー」と称した缶入りの油脂焼夷弾。
「靴下」と称した、2.7kgの焼夷剤入りの布袋。
「レモン」と称した小型地雷。
現在、露軍は、「Au-23」、「AN-S1」および「VAL-120」というバルーンを実戦投入できる。
先ごろ、レーダーリフレクターを吊るしてきたのは「Au-23」だ。
「AN-S1」と「VAL-120」は、小型爆弾を吊るすことができる。』