欧州からロシアへの輸出品は、いったんキルギスタンやカザフスタンに荷降ろしして、そこからロシアへ搬出すれば、記録上は、「対露輸出」にならない。

欧州からロシアへの輸出品は、いったんキルギスタンやカザフスタンに荷降ろしして、そこからロシアへ搬出すれば、記録上は、「対露輸出」にならない。
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『Kubatbek Aibashov、Aibek Biybosunov、Chris Rickleton記者による2023-2-18記事「Reexports To Russia: How The Ukraine War Made Trade Boom In Kyrgyzstan」。

   欧州からロシアへの輸出品は、いったんキルギスタンやカザフスタンに荷降ろしして、そこからロシアへ搬出すれば、記録上は、「対露輸出」にならない。このグレーゾーン取引のおかげでキルギスは大繁盛。対露輸出は2・5倍になり、中共からの輸入は3倍に増えた。

 2022年のキルギスにとっての最大のトレード・パートナーは、ロシアであった。

 ロシアは2021年以前には、キルギスからシャンプーや爪楊枝や石鹸や自動車部品を輸入したことがなかった。それらが22年にはキルギスから輸出されているのである。』