北朝鮮「太平洋への射撃、米国次第」 金与正氏が談話

北朝鮮「太平洋への射撃、米国次第」 金与正氏が談話
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM200AC0Q3A220C2000000/

『【ソウル=甲原潤之介】北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長が米国を非難する談話を発表した。「太平洋をわれわれの射撃場として使う頻度は米軍の行動次第だ」として、日本列島を通過するミサイルの発射を示唆した。

北朝鮮は2022年10月、日本列島を通過する形で弾道ミサイルを発射した。米国との緊張が高まれば、中長距離級のミサイルを再び太平洋に向けて撃つ可能性を示した。

米国と韓国は北朝鮮の弾道ミサイル発射に対抗し、19日に戦略爆撃機を投入した共同飛行を実施した。金与正氏は談話で「最近、朝鮮半島地域で米軍の戦略打撃手段の動きが活発になっていることを明確に知っている」と強調した。

「われわれの安全に及ぼす影響を綿密に検討し、懸念があると判断した場合は相応のと対応に乗り出す」と続けた。

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