大手メディアの共産党バッシングどうみる?

大手メディアの共産党バッシングどうみる?/おはようニュース問答 ワイド版| 「しんぶん赤旗」
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2023-02-18/2023021804_01_0.html

 ※ 今日は、こんな所で…。

『晴男 大手新聞の共産党バッシングがひどいな。「異論封じ」とか「強権体質」とか言いたい放題という感じだ。

 陽子 松竹伸幸さんという党員の除名問題でしょう。彼が処分されたのは異論を持ったからではないよ。異論を党内のルールに従ってのべることを一度もしないまま、いきなり本や記者会見で攻撃を始めた。これがルール違反だからでしょう。
なぜ「攻撃」という言葉を使うの?

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 晴男 除名は他の党でもあることだね。ただ、なんで「攻撃」という言葉を使うんだろう?

 陽子 松竹さんは、党の規約に対して「異論を許さない政党」であるかのように批判し、綱領に対しても「野党共闘の障害になっている」と批判したんでしょう。どちらも事実に反すること。事実に反する批判を「攻撃」というのは、当然じゃないかな。

 晴男 新聞では「善意」で改革提案をしているみたいに書かれているよ。
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 陽子 本人も盛んに「共産党愛」を強調している。でも、「善意」ならなんで党内のルールに従って意見を表明しなかったのかな。共産党はどの機関にも質問したり、回答を求める権利を保障しているのに。

 晴男 そうだね。マスコミをバックにつけている感じも嫌だね。日本記者クラブでの会見とかネット番組への出演とか、有名人扱いもおかしい。ただ、「いきなり除名はどうか」という人もいるらしいよ。

 陽子 彼の本が出版されたときに、「赤旗」に綱領や規約から逸脱しているよという警告の論文が出ているし、本人への聞き取りでも問題を指摘したというし…。それでも全く反省しなかったらしいよ。

 晴男 それだったら仕方ないな。
安保堅持なら共産党でなくなるね

 陽子 彼の主張をみているととても共産党とは思えないことをいっているよね。

 晴男 たとえば?

 陽子 日米安保条約を堅持せよとか、自衛隊は合憲だとかいう主張よ。「核抑止抜き専守防衛」というややこしい提案もしているけど、要するに米軍の通常兵力は日本を守る「抑止力」として認めよということでしょう。

 晴男 えーっ。それじゃあ、沖縄の辺野古新基地をおしつける政府の理屈と同じじゃないか。政府も「抑止力」のために新基地が必要といっていた。

 陽子 その通り。新基地だけじゃなく、オスプレイの傍若無人な飛行も認めよとなるし、全国で問題になっている米軍機の低空飛行も「抑止力」のために必要となるじゃない。
 晴男 それじゃあ、共産党が共産党でなくなるね。

 陽子 ほんとうにそう。アメリカいいなり政治のおおもとにある日米安保条約を国民多数の合意で廃棄して、対等・平等の日米関係をつくるのが綱領の一番のかなめでしょう。松竹さんが今回のような行動をとった根っこには日米安保条約堅持への政治的な変節がある。彼が主張する「党首公選」はマスコミが一昨年の総選挙以来いいだしていたから、それにのって安保についての自分の主張を宣伝したかったんでしょうね。

共産党の党首の選び方は?

 晴男 共産党は「結社の自由」があるから、どういうやり方で党首を選ぼうが自由だと思うけど、どうして直接投票をやらないんだ?

 陽子 共産党は党首一人を選ぶのではなく、指導部集団を選出するやり方をとっているの。党大会の代議員が選挙した中央委員会が、委員長、副委員長、書記局長などを選出するやり方だよ。

 晴男 そういえばそうだね。

 陽子 そのやり方が、個人の専断を排してみんなの知恵と力をあつめて党を民主的に運営するうえでも、党内に派閥をつくらず団結して前進をはかるうえでも、一番合理的なのよ。それに、共産党には立身出世や個人的栄達を求める人はいないから、ポスト争いはもともとないしね。

 晴男 それはいえる。芸人のパックンが「共産党の健在さのもとはいまのやり方ではないか」「他党のまねをする必要はない」といったらしいよ。
「結社の自由」どう考える?

 晴男 ただ、「結社の自由」と「言論・出版の自由」の関係はどう考えたらいいんだろう?

 陽子 「結社の自由」というのは、だれもが自分の意思で政党に加入したり、脱退する自由があるし、政党には高度な自主性・自律性が認められるべきだというものでしょう。「言論・出版の自由」も「結社の自由」も同じ憲法21条で保障された重要な基本的人権だし、どちらが上ということはない。ただ、自分の意思で政党に加入した以上、その党のルールに従うのは当然ということになるでしょう。

 晴男 「赤旗」で憲法学者の小林節さんが「岸田大軍拡の道を止めようと野党の中核でがんばっている日本共産党へのバッシング」だと批判していたね。

 陽子 「朝日」は人権擁護を標榜(ひょうぼう)しているのに、共産党の「結社の自由」を侵害していると批判している。その通りだと思う。だいたい、大新聞は、敵基地攻撃能力保有でも大軍拡でも問題点をほとんど報道しない。共産党を攻撃する前にやることがあるでしょうといいたい。

 〔2023・2・18(土)〕』

プーチン大統領はいつでもウクライナで勝利を宣言できる

プーチン大統領はいつでもウクライナで勝利を宣言できる:元ロシア軍司令官
ジョン・ ジャクソン 2023 年 2 月 17 日午後 2 時 21 分(EST)
https://www.newsweek.com/putin-able-declare-victory-ukraine-anytime-former-russian-commander-1782101

『(※ 原文は、英文。翻訳は、Google翻訳)

ロシアの元司令官イーゴリ・ガーキンは今週、ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、ウクライナとの戦争でロシアが勝利を宣言することをいつでも決定できると述べた。

イゴール・ストレルコフの別名でも知られるガーキンは、紛争の目標が明確に述べられていないため、プーチンはこの方法で戦争を終わらせることができるだろうと語った.

ロシアによる2014年のクリミア併合に貢献し、ウクライナのドンバス地域でロシアの過激派を指揮したと伝えられている退役軍人は、ロシアで人気のある軍事ブロガーであり、親クレムリンのプロパガンダを促進することでよく知られています. プーチン大統領と戦争終結の可能性についての彼の憶測は、ロシアのメディアグループ「普通のツァーリズム」との水曜日のインタビュー中になされた.

金曜日に、ウクライナ内務大臣の顧問であるアントン・ゲラシチェンコは、ツイッターでガーキンのインタビューのクリップを英訳付きで共有した.

「公式には、私たちは戦争をしていませんよね?」ガーキンは言った。「公式には、特別な軍事作戦の目標を策定していないので、いつでも目標を達成し、戦争を終わらせることができれば便利です。」

ウラジミール・プーチンとイゴール・ガーキン

2022 年 9 月 27 日にモスクワで開催された記者会見で、ロシアのウラジーミル プーチン大統領は国家クレムリン宮殿でのイベントで演説します。ガーキンは最近、紛争の目標が公式に述べられたことがないため、プーチンはいつでもロシアがウクライナ戦争に勝利したと判断できると述べた。 ゲッティイメージズによる写真

ゲラシチェンコはツイッターのキャプションに次のように書いた。

テロリストの Girkin-Strelkov は、いつでも勝利を宣言できるように、「特別軍事作戦」の目標は意図的にあいまいなままにされたと述べています。pic.twitter.com/ABjKwLLB06
— アントン・ゲラシチェンコ (@Gerashchenko_en) 2023年2月17日 

Ordinary Tsarism とのインタビューで、Girkin はロシアが何のために戦っているのかと尋ねられました。「ロシアとロシア国民の保護」と彼は答えた。

ガーキンは続けて、敗北がロシアにとって何を意味するかを説明した。

「この戦争に負ければ、ロシアとロシア国民に甚大な被害が及ぶだろう」と彼は言った。「何回言わなきゃいけないの、大惨事になるってこと? ただの大惨事、その後で終わりだ」

続きを読む

ロシアは、米国がプーチン大統領の「レッドライン」を越えるようウクライナに圧力をかけていると主張している
プーチンの同盟国ルカシェンコは、「戦争を止めるために」バイデンをベラルーシに招待する
ロシアで報告されている毎日の大量の死亡者数は、減速の兆しを見せていません

彼は親クレムリンの見解を支持することで知られていますが、ガーキンはプーチンの軍司令官を公然と批判してきました. 先週、彼は、ロシアがウクライナの戦場で経験した最近の軍事的後退について懸念を表明し、不十分な指導力に責任を負わせた。

彼は 2 月 10 日に彼の Telegram チャンネルに書き込んで、ウクライナ東部の都市 Vuhledar (※ ブレダール)に対するロシアの攻撃の報告された失敗について論じた。

「昨年のすべての出来事は私たちの将軍によって過ぎ去られたようだ」と彼は書いた. 「しかし、彼らの一部は(少なくとも軍学校に入学した瞬間から)完全なクレチンであるため、以前に犯されたすべての過ちが模範的に繰り返されました。」

ニューズウィークはゲラシチェンコ氏とロシア外務省にコメントを求めた。

再版とライセンスのリクエスト、修正の送信、または編集ガイドラインの表示
議論
レストランから幼い子供を禁止することは問題ありません。意見

レスリー・マーシャル
VS
レストランで子供を禁止するのはばかげていますが、彼らには権利があります。意見

アリ ・ホフマン
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偵察バルーンと「ピコバルーン」の区別がつかないという大問題。

偵察バルーンと「ピコバルーン」の区別がつかないという大問題。
https://st2019.site/?p=20898

『またpc無線のつながりが悪いので、略式で書きます。うんざりだね、デジタルには。』


 『エビエーションウィーク』が無料公開記事で、北米でサイドワインダーによって撃墜したバルーンのうち3機は「ピコバルーン」だった可能性が高いと指摘しています。

 ある高校のクラブは、ヨコハマというメーカーの12ドルのピコバルーンを買った。
 グレードによって180ドルということもある。

 サイズは、地上では径3フィート、43000ftまで上がると三倍くらいに膨張する。つまり内気圧の高い気球。
 全重6ポンド未満。

 ham無線で位置を追跡できるように、11グラムのトラッカー送信機が吊るされている。電池はない。したがって昼だけ電波を出す。

 次。
 非難。ロスアトムがダミー輸入商社となって西側から兵器部品を輸入していると。

 次。
 昨年、ウクライナの穀物を運ぼうとしたバングラデシュの貨物船をロシアがミサイル攻撃し、その補償も謝罪も拒否したために、バングラデシュはもうロシアからヘリコプターを買うのをやめた。

 次。
 雑報によるとウクライナの地域防衛軍は、82ミリ迫撃砲弾をRPG-7から発射する改造兵器を使っている。これは大発明じゃないか? 町工場でも急速増産しやすい迫撃砲弾を、市街戦に惜しげもなく投入できるわけだよ。迫撃砲弾を水平射ちできるのだ。

 次。
 ビルから投げ落とされて死んだマリナ・ヤンキナの続報。ガセかもしれないが、この人物は軍服の調達過程を不透明にし、適正価格の4倍を業者に払っていたという。そこからキックバックを受けていたので、「処刑」されたというのだ。

 次。
 2023-2-16記事。
 スペースX社は、2基の海上油田掘削リグを「浮航型打ち上げ台」に改造し、そこから新型のスターシップ宇宙ロケットを打ち上げるという構想を進めていたのだが、先週、その事業を無期延期した。

 ※どなたか、ぜったいに無線のとぎれないラップトップかタブレットを小生にくださらんか? メールと、この「投稿」以外は何の機能も要りません。だから中古でOKです。』

イラン西部にジャスクという港があり…。

イラン西部にジャスクという港があり…。
https://st2019.site/?p=20895

『ストラテジーペイジの2023-2-16記事。

     イラン西部にジャスクという港があり、そこからオマーン湾へ偽装船を出して、武器弾薬をイエメンゲリラまで届けている。

 1月にフランス軍艦が臨検した密輸船の中には過塩素酸アンモニウム70トンなどが隠されていた。これはロケット弾の推進薬の原料である。IRGC(イラン革命防衛隊)はフーシに原材料を与えて、現地で武器を製造させているのだ。

 ※沙漠ゲリラのフーシやヒズボラですら内製できる地対地ロケット弾を、どうしてウクライナの工場は量産できない?』

兵器のコスト。

兵器のコスト。
https://st2019.site/?p=20895

『Defense Express の2023-2-14記事「How Much a Cartridge Costs: the Definitive Shattering of the Illusion About Small Arms Armament Price」。

   兵器のコスト。
 F-16は1機が1億5000万ドルというところ。
 レオ2は、1両が2736万ドル。

 高性能な歩兵戦闘車は1000万ドル。
 装輪式AFVは500万ドル。

 155ミリ砲弾は、普通弾だと1発が3300ユーロ。
 エクスカリバーだと1万3000ユーロ。

 AK/AKM小銃用の「7.62×39」㎜実包は、さいきんマケドニアの会社のATSグループが受注した例では、1発が0.36ユーロする。ただし出荷輸送代は含まれず。かつ、納品は2024年の第2四半期になる。 

 ウクライナの通貨である「フリヴニャ(UAH)」(いま3.63円)に換算すると、AKMの中味入り弾倉は420UAH。それを全自動なら3秒で撃ち尽くしてしまう。

 小銃用よりちょっと強力な「7.62mm×54R」実包(PK/PKM機関銃用)は、ポーランドの「AMMOGROM」社に発注すると、1発0.415ユーロで、キーウまで届けてくれる。

 NATO規格のタマである「7.62mm×51」実包は、狙撃銃用だと品質にうるさいことになり、それだけ高額。「ウクロプ」社で国産すれば、1発65UAHだという。チェコの「AKMグループCZ」に発注すると、1発2.4ユーロで、さらに高くつく。

 12.7ミリの狙撃銃である「バレット」が用いる「.50 BMG」実包は、1発が464UAHもする。ただし徹甲弾仕様。

 ※雑報によるとロシアは固定翼でVTOLの無人機を戦場に投入してきた。それを宇軍が撃墜したところ、艦載の76ミリ砲弾「OF-62」を改造した爆弾が吊るされていることがわかった。信管はPD(point detonating =着発)にしてあったという。 速い! 進化速度が、自衛隊の千倍速い。』

パキスタンは10万発以上もの「BM-21」地対地ロケット弾をウクライナへ提供する。

パキスタンは10万発以上もの「BM-21」地対地ロケット弾をウクライナへ提供する。
https://st2019.site/?p=20895

 ※ 鉄道網(たぶん、高速鉄道)。

『Defense Express の2023-2-13記事「Pakistan Will Help Ukraine’s Military to Send 10 Thousand BM-21 Grad MLRS Missiles At the Invaders」。

   パキスタンは10万発以上もの「BM-21」地対地ロケット弾をウクライナへ提供する。カラチ港から貨物船でドイツのエムデン港に揚げられ、そこから陸送でポーランド経由、納品される。

 ※この122㎜ロケット弾にたとえばイラン製のVT信管をつけたら、露兵にとってはかなりの脅威になるはず。こういう、後方支援を考えなくてもいいようなシンプルな兵器を、直感的に選び取れるようでないと、「武器援助外交」の指揮は執れません。戦車とか戦闘機とか、ガキじゃねえんだから……。』

ウクライナ政府は全欧の自動車市場から中古のタンクローリーをありったけ調達しようとしている。

ウクライナ政府は全欧の自動車市場から中古のタンクローリーをありったけ調達しようとしている。
https://st2019.site/?p=20895

『※ウクライナ政府は全欧の自動車市場から中古のタンクローリーをありったけ調達しようとしている。大量のAFVを貰った場合、それを後方支援する部隊をどれだけぶあつくしなければならないか、ようやく気が付いたようだ。

それでここへきて急に「レオ2」の整備数はちょっと減らそうという話になっている。キーウ政府の頭のレベルは、小学生かよ?』

トルコの「アルタイ」MBTは今年、戦列化する予定だ。

トルコの「アルタイ」MBTは今年、戦列化する予定だ。
https://st2019.site/?p=20895

『Giedrius Pakalka and Alius Noreika 記者による2023-2-15記事「Altay main battle tank from Turkey ―― is it related to South Korean K2 Black Panther?」。
   トルコの「アルタイ」MBTは今年、戦列化する予定だ。

 外見はことなるが、韓国製の「K2」戦車の主用コンポーネントを流用している。

 主砲は120ミリ、55口径長の滑腔砲。K2の「CN08」という備砲をトルコがライセンス生産している。

 エンジンは1500馬力の「DV27K」。これは「ヒュンダイ・Doosan・インフラコア」社と、同じく韓国の「SNTダイナミクス」社が設計した。V形12気筒。
 その最新バッチを、トルコの「BMCパワー」社が、「BATUエンジン」の名で製造しているように見える。
 未確認情報では、BMC社は、1800馬力の「BATUエンジン」も供給可能だと。
※できるわけねえだろ。

 BATUエンジンは、シリンダーの燃焼室容積が27.3リッター。
 クロスドライブトランスミッションは、前進6段、後進2段。やはりBMCパワーが製造するらしい。

 相違点。K2は自重が55トンだが、アルタイは外観からしてどうも65トンはある感じ。
 また、K2が乗員3名なのに、アルタイは4人乗りである。トルコ陸軍は、韓国製の自動装填装置を信用しなかったのだ。

 この結果、1分間の射撃速度で比較すると、K2戦車が10発なのに対し、アルタイは6発にとどまる。

 K2は理論上は1分間に15発は射てると宣伝している。

 しかし実戦場では自動装填装置が故障することはよくあり、その場合、K2はいざというときに1発も発射できなくなる。トルコ陸軍は、そこを軽視しなかった。

 アルタイの装甲について公式の発表は何もない。しかしルーモアがあり、それによると、現有の世界のあらゆるMBTよりも装甲を厚くしたそうである。

 エンジンが同じで、自重が10トンも違うなら、アルタイの機動力はK2より悪くなる。
 それを補償するために「1800馬力エンジン」などというフカシが飛び出すことになる。

 ※エンジン容積を変更しないでそう簡単に馬力をアップできるのならロシアも誰も苦労はしない。かりに出力を300馬力増やせたとして、こんどはトランスミッションの設計耐久限度を越える負荷がかかるから、急加速時にギアが壊れて立ち往生だろう。パワートレインをあらためて設計し直さねばならない。1年や2年でそれができてたまるものかい。

 K2の航続力は430kmと公表されている。アルタイは450kmだそうである。

 アルタイについては、カタール、サウジ、パキスタン軍なども購入に関心を示している。』

『スポーツイラストレイテド』誌が17人のライターをクビにした。

『スポーツイラストレイテド』誌が17人のライターをクビにした。
https://st2019.site/?p=20895

『Zeyi Yang 記者による2023-2-15記事「Inside the ChatGPT race in China」。

  中共では複数の大資本が競ってチャットGPT開発に鎬を削っている。
 これを傍観していたら、米国は危うかった。

 Nvidia社製の「A100」や「H100」というGPUチップが対支向けに禁輸されただけでも、中共のチャットGPT開発には大打撃である。

 ※『スポーツイラストレイテド』誌が17人のライターをクビにした。AIが記事を書けるようになったので、スポーツ記者の必要がなくなりつつあるらしい。』

キーウ空域に、6個の、コーナーリフレクターを吊るした気球が漂ってきたので、すべて撃墜したとウクライナ軍は発表

キーウ空域に、6個の、コーナーリフレクターを吊るした気球が漂ってきたので、すべて撃墜したとウクライナ軍は発表
https://st2019.site/?p=20895

『Howard Altman, Joseph Trevithick 記者による2023-2-15記事「Balloons Shot Down Over Ukraine Point To New Russian Tactics」。

   キーウ空域に、6個の、コーナーリフレクターを吊るした気球が漂ってきたので、すべて撃墜したとウクライナ軍は発表している。

 ※どう考えてもSAMの方が数百倍高額。SAMをタダで貰っているのをいいことにこんな目標相手に乱射されたんじゃ、援助している方はたまったものじゃない。』

プーチンの隠れ家があるクラスノダールに近いスキー場に、パンツィリSAMが布陣。

プーチンの隠れ家があるクラスノダールに近いスキー場に、パンツィリSAMが布陣。
https://st2019.site/?p=20895

『2023-2-16記事「Pantsir-S1 SAM in the Krasnodar region of the Russian Federation」。
   プーチンの隠れ家があるクラスノダールに近いスキー場に、パンツィリSAMが布陣。
 ガスプロムのツーリストセンターが運営する「ポリヤナ1389ホテル」。そこに通じるハイウェイ沿いがSAM陣地だという。

 プーチンは冬はよくそこでスキーをするそうだ。

 1月にパンツィリ-S1はモスクワ郊外「ルブレフスキー公路」の近くにも展開された。そこはロシアのエリート層の私邸が集中しているところだという。

 ※総攻撃の前に居所をくらますのか。』

「数時間後の攻撃」確信 ウクライナ侵攻当時を回顧―NATO事務総長

「数時間後の攻撃」確信 ウクライナ侵攻当時を回顧―NATO事務総長
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023021700684&g=int

『【ブリュッセルAFP時事】北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、ロシアがウクライナに侵攻した昨年2月24日の前夜に眠りに就いた際、「数時間以内に」惨劇が起こることを十分理解していたと振り返った。侵攻1年を前にAFP通信のインタビューに応じた。

 ストルテンベルグ氏は「ベッドに入ったが、数時間のうちに誰かが起こしに来ると分かっていた。まさにその通りになった」と述懐。午前4時ごろ、首席補佐官が「彼ら(ロシア)が始めた」と伝えてきたと明かし、「分かっていたので驚きはなかった」と語った。
 約1年にわたり戦争が続く中、ストルテンベルグ氏は「プーチン氏は異なる欧州、自らが近隣諸国を支配できる欧州を望んでいる」と指摘。「長丁場に備える必要がある。これは何年も何年も続くかもしれない」と述べた。

 ストルテンベルグ氏はまた、「プーチン氏が勝てばわれわれ全員にとっても危険だ」と強調。「他の権威主義的な指導者たちに、軍事力を行使すれば目的を達成できるというメッセージを送ることになる」と警鐘を鳴らした。 』

ガスプロムが、自社のパイプラインを警備するための「PMC(傭兵企業)」を設立しようとしている。

ガスプロムが、自社のパイプラインを警備するための「PMC(傭兵企業)」を設立しようとしている。
https://st2019.site/?p=20895

『Parth Satam 記者による2023-2-16記事「Ukraine ‘Nervous’ As Russia’s Energy Giant Gazprom Announces New Private Military ‘Staff Center’ To Protect Assets」。
    ガスプロムが、自社のパイプラインを警備するための「PMC(傭兵企業)」を設立しようとしている。その名も「スタッフ・センター」。

 ※ロシア国防省の西方軍管区の経理・調達担当の文官の長であったヤンキナ氏。2-15にサンクトペテルスブルグの高いビルの窓から転落して死んでいるのが発見された。』

「これをやられたら厭だな」と思っていることを、敵よりも先手に実行しようとするのが、露人の習癖。

「これをやられたら厭だな」と思っていることを、敵よりも先手に実行しようとするのが、露人の習癖。
https://st2019.site/?p=20895

『2023/02/17/ 06:55

ノルドストリームの水中爆破も、ウクライナ上空でのリフレクター付バルーン飛ばしも、この動物的習癖にもとづいている。
 NATO上層はあれだけ雁首を揃えていながら、敵のこんな基礎心理が分かってない。
 分かっていればただちに民間バルーン調達とウクライナからの放流に動いたはず。偏西風を変えられぬ以上、これこそ露側には「対抗不能」の手なんだから。

 ※カメラ付きバルーンで露軍陣地を上から覗いているかのようなAI合成動画……を、今のAIを使えば大量生産できるはずである。これは相当の心理的攪乱力になるはずだ。カネがなくても人材次第ですぐにできるはずのこういう仕掛けを演出できないでいるのは、要するに最上層の指揮官に見識が無い。軍人と政治家の頭が古すぎるんだろう。』

ウクライナ軍、動員の必要性があるもの人々の熱意が冷めつつある

ウクライナ軍、動員の必要性があるもの人々の熱意が冷めつつある
https://grandfleet.info/european-region/ukrainian-army-needs-to-be-mobilized-peoples-enthusiasm-is-waning/

『ウクライナ軍南部司令部が管轄するオデーサ市内で「動員対象者を力ずくで連行した余波」が続いており、現地メディアの取材に応じた南部司令部のナタリア・グメニュク報道官は「動員の必要性があるもの人々の熱意が冷めつつある」と述べた。

参考:ОК “Юг”: Потребность в мобилизационном ресурсе есть, а энтузиазм у людей падает
求心力を維持するには1日でも早く反撃を開始して戦果を提示するか、戦意を高揚させるようなプロパガンダが必要なのだろう

オデーサ市内のプリヴォス市場付近で軍の採用官は動員対象者の腕や足を掴んで入隊事務所に力ずくで連行しようとしたが、この過程で「採用官は動員対象者に暴行を加えた」と現地メディアと報じており、南部司令部も「オデーサで起こったことは事実で正式な調査が行われており、この地区の採用責任者は懲戒処分を受けた。動員対象者への通知に関わる軍人に弁護士や心理士を交えた追加研修を実施している」と発表した。

Одесита жорстко затримав військкомат посеред вулиці: ОК “Південь” каже, що винних покарають pic.twitter.com/gwUmp9YCSR

— Українська правда ✌️ (@ukrpravda_news) February 14, 2023

このような問題は度々Telegram上でも報告されており、軍の採用官が無理やり家から動員対象者を連れ去ろうとして母親が抵抗する様子なども流失済みで、動員を逃れるため国境を無断で越えようとして拘束されたというニュースはもはやウクライナの日常だ。

この問題について現地メディアの取材に応じた南部司令部のナタリア・グメニュク報道官は「敵と戦う前線部隊に休息を与えるためにはローテーションを行う必要があり、新たな動員が必要とされているものの動員対象者の間で(ロシア軍との戦いに参加するという)熱意が冷めつつある」と述べて注目を集めている。

出典:Генеральний штаб ЗСУ バフムートで戦う兵士の様子

グメニュク報道官は「我々は前線のニュースに共感し、東部戦線で何が起こっているのか、そこで戦う部隊が本当に長い間困難な状況に置かれているのを理解している。このような地域で同じ部隊が長期間戦い続けるのは不可能なため新しい部隊と交代させ、安全で落ち着いた地域で消耗した体力を回復させる必要があり、そのために動員した人々で新たな戦力を形成しているのだ」と言及。

さらに「我が国の動員は高い市民意識に依存しており、対象者が自ら入隊事務所で自身の情報を更新し、住んでいる居住地を登録し、呼び出しがあれば速やかに指定された場所へ出頭する必要があるのだが、登録した居住地に住んでいない人や、わざと動員を避けようとする人も多く、動員計画と既存の法律には矛盾も存在するため必要な動員対象者を招集するのが難しくなっている」と述べているのが興味深い。

🇺🇦🪖Ukrainian recruitment officers kidnapped a boy in front of his mother to be used as cannon fodder.

The video stops when the military man starts swinging his first against the mum.

Now he will go to fight for “freedom and democracy” pic.twitter.com/xhsfIPA4JF

— AZ 🛰🌏🌍🌎 (@AZgeopolitics) February 6, 2023

以前、ウクライナ軍でも命令不服従、戦場からの逃亡、上官への暴力などが横行しているため軍人に対する刑事責任を大幅に強化する法案(法律8271号)が採択され成立、しかし同法案は起訴された軍人の上訴権を剥奪するため「基本的な人権が守られていない」という批判が集中し、バフムートで戦っていた匿名の将校は「前線での逃亡は約束されたローテーションが守られていないためで罰則の強化は役に立たない」と米メディアに明かしていたことがある。

この将校は「場合によっては指定された陣地を放棄することが無意味な死から兵士を救う唯一の方法になる。弾薬の補給や味方の救援が期待できない塹壕の中で数日も不眠不休で座っていれば戦闘力は0だ。戦闘の疲労とトラウマは精神障害を引き起こし兵士の規律に混乱、怠慢、堕落をもたらす。これが兵士の戦闘能力と命令服従に大きな影響を及ぼす。罰則を強化すれば指揮官の不味い命令から逃れる方法を兵士から奪うことになり、根本的には大軍のロシア軍と戦う負担を前線の兵士に押し付けて約束したローテーションを軍は守っていないのだ」と述べていた。

出典:Zelenskiy Official

つまり侵攻開始から約1年が経過し、ミサイル攻撃やイラン製無人機の脅威は残るものの直接的な侵攻の脅威が去ったウクライナ北部地域や中央地域、ロシア軍の直接侵攻から最も縁遠い西部地域やオデーサ州では日常生活(アルコール飲料の販売制限緩和など)が多少なりとも戻ってきており、ロシア軍との戦いに参加する熱意が低下し「動員を避ける行動」をとる人々が増加傾向なのだろう。

結局、軍が要求する動員対象者の招集が満たせないとローテーションに必要な戦力の準備に遅れが生じ、その分だけ前線で戦う兵士の交代や休息が減って不満がたまり、これを見た人々が動員を更に嫌忌するようになれば「市民意識に依存した動員計画」が「法律による強制的な動員計画」に切り替わるかもしれない。

出典:Сухопутні війська ЗС України

今直ぐウクライナ軍を支える動員計画が破綻するとは思えないが、戦いが長期化すれば「祖国をロシアの侵略から守る」という熱狂から人々が冷め始めても不思議ではなく、こういった部分での求心力を維持するには1日でも早く反撃を開始して戦果を提示するか、戦意を高揚させるようなプロパガンダが必要なのだろう。

戦いが長期化すれば歪みが生じるのは当たり前で戦争という物語にも光もあれば影もあり、出来だけ今回の戦争の実態(遠く離れた日本から傍観しているだけは限界があるは承知している)に迫るには「美しい物語と同じだけ残酷な物語にも触れる必要がある」と管理人は考えている。

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※アイキャッチ画像の出典:Операція об’єднаних сил
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投稿者: 航空万能論GF管理人 欧州関連 コメント: 12 』