ロシアが倉庫からひっぱりだしてきた古いT-72やT-80には、砲手用の夜間用照準器として「1PN96MT-02」がついている
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『David Axe 記者による2023-2-9記事「Now Russia Is Adding Inferior Optics To Its T-80 Tanks, Too」。
ロシアが倉庫からひっぱりだしてきた古いT-72やT-80には、砲手用の夜間用照準器として「1PN96MT-02」がついている(砲塔の左側の四角い窓)。これはT-62時代の照準器だ。これがついている戦車が、レオ2(またはチャレンジャー、またはエイブラムズ)と対峙した場合、互いの主砲が届く距離内で、レオ2からはロシア軍戦車がハッキリと見えているのに、ロシア戦車からは、ウクライナ軍戦車がどこにいるのかすらわからないということになる。勝負は一方的だろう。
ほんとうはこれらの照準器はすべて、T-90用の「Sosna-U」照準器にとりかえる工事をしなくてはいけないのだ。しかし「Sosna-U」にはフランス製のパーツが使われていた。クリミア侵略をしでかした2014年いらい、それはロシアに対して禁輸されている。』