スクワの有名な「トレチャコフ画廊」の館長が解任された。

モスクワの有名な「トレチャコフ画廊」の館長が解任された。
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『Mary Ilyushina 記者による2023-2-9記事「Russia ousts director of elite museum as Kremlin demands patriotic art」。

    モスクワの有名な「トレチャコフ画廊」の館長が解任された。ロシアの文化大臣はその数日前に、美術絵画の展示内容はロシア国民の士気高揚に資するべきであると要求していた。

 クビになった67歳のゼルフィラ・トレグロヴァは2015年から同職にあった。代わって新館長となったイェレーナ・プロニチェヴァはメリトポリ生まれの39歳。親父はFSBの国境警備局の長。

 前館長は大学で美術史を専攻し、美術一筋の人生。

 後任館長は、大学で政治科学を学び、政府の税務委員会や、ガスプロムバンクの海外商売にかかわってきた人材。

 前館長は、22年に東ウクライナ出身の画家の作品を展示するなどして、政府の戦争政策に非協力的と見られていた。』