米国防総省高官、中国の台湾侵攻「阻止できる」

米国防総省高官、中国の台湾侵攻「阻止できる」
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『【ワシントン=坂口幸裕】ラトナー米国防次官補(インド太平洋安全保障担当)は9日の米連邦議会の上院外交委員会で「中国が台湾に大規模な侵略をせずに、今後10年を終えることは可能だ」と述べた。中国抑止へ「同盟国やパートナーと協力し続ける」と述べた。

米空軍高官が内部メモで台湾有事は2025年に起こると予測して準備を急ぐよう指示したことが1月下旬に明らかになった。ラトナー氏は「国防総省は台湾への侵攻が差し迫っているとも不可避だとも考えていない」とも話した。

シャーマン米国務副長官は同委員会で「台湾が十分な自衛能力を維持できるよう支援を続けていく」と明言。「台湾の防衛と抑止のためにどの装備品が必要か理解するため、台湾との意思疎通を重視している」と述べた。

中国について「国際秩序を再構築しようとする意図と手段を持つ唯一の競争相手だ。南シナ海での中国の挑発行為、人権侵害、経済的威圧、台湾への威嚇行動などで証明されている」と話した。「中国は国内でより抑圧的になり、海外ではより攻撃的になった」と訴えた。

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