★《続・読書余論》Richard W. Bulliet著『The Camel and the Wheel』1975年刊
https://note.com/187326mg/n/n021827d862e7
※ 『イスラム勢力の出発点はメッカです。そこには駱駝はあったのですが、車両(荷車や戦車)は一切、無かった。
それなのに、イスラム軍は、先進文明大国であるペルシャ(イラン)を征服してしまった。同様にまた、アナトリア(トルコ)まで征服してしまいました。馬や馬車がゴマンとあった大国の軍隊を、ラクダだけで撃ち破っているのです。
まさに謎です。』…、という部分が刺さったんで、購入した。
※ noteから買ったの、久々なんで、登録したクレジットカードの期限が切れていて、再設定の手続きに難渋した…。
※ 中東の問題を考える時、前にも言及したが、同じく「イスラム」で一括りにされがちな、ペルシャ、サウジアラビア、トルコの三大勢力を、区別して考察することが重要だ…。
※ そして、その三大勢力の各王朝の栄枯盛衰の原因を考察することが重要だ…。
※ この「駱駝」の問題は、そういう考察の鋭い視点を、提供している…。