CIA長官が、習体制は2027年までに台湾侵攻の準備?

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:CIA長官が、習体制は2027年までに台湾侵攻の準備?
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『アメリカ CIA=中央情報局のウィリアム・バーンズ長官(US Central Intelligence Agency Director:William Burns, 1956年4月4日 – )は2023年2月2日、首都ワシントンにある米ジョージタウン大で、中国による脅威やウクライナ情勢などについて講演し、中国の習近平国家主席が2027年までに台湾侵攻an invasion of Taiwan by 2027の準備を行うよう軍に指示しているとの見方を示した。

長官は、諜報活動などで得られたインテリジェンスの情報としたうえで、中国の習近平国家主席が「2027年までに台湾侵攻を成功させるための準備を行うよう軍に指示していることを把握している」と述べ、その上で、「これは習主席が2027年や、ほかの年に台湾を侵攻すると決断したということではない。ただ、習主席の関心や野心が、いかに真剣かを示すものだ。彼の野心をみくびるべきではない」と強調した。

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2027年は中国共産党のトップとして3期目を迎えている習主席Chinese President Xi Jinpingの任期の終わりにあたる年で、アメリカのインド太平洋軍のデービッドソン前司令官 a former commander of the US Indo-Pacific Command, Philip Davidsonも、2021年、台湾侵攻について、この年までに「脅威が顕在化する」と発言した。

このほか、バーンズ長官は、長期化するロシアによるウクライナへの軍事侵攻を、習主席は注意深く観察しているとの見方を示し、「少し不安を感じ、目を覚ます感覚(冷静)になっているかもしれない: “unsettled” and “a little sobered” by the performance of the Russian military.」との見方も示した。参照記事 英文記事 英文記事 英文記事  index うyt、、、

2027年という年度に関しては、中国の習近平(シーチンピン)国家主席が2022年10月、「人民解放軍の創設100周年を迎える2027年までに同軍の近代化を完了する」という目標を掲げた際に登場した年度で、CIAでなくても読める数字だ。筆者とすれば、近代化完了前までに、中国が台湾に侵攻するという予測は論理的に腑に落ちないのだ。CIAが言及した事で、今大きなニュースになっている事の方が、意外な気がする。、、、参照記事。

じっくり考えれば、これも米国が習近平国家主席体制を追い込む策略で、中国への軍事的、経済的圧力の正当化とも取れる。

一旦は台湾へ強硬に出た習近平も、ロシアを見れば、侵略が如何に非生産的な結果を招くは分かるはずで、欧米から警戒されるほどに、台湾へ向けた「武力行使を辞さない」という荷が重くなってくるだろう。

もともと軍人でも、軍人経験も無い習近平にとって作戦は軍人任せで、プーチンすら、世界最大規模の軍の運用に失敗している現実を目にして、腰が引けても不思議はない。

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そこへ「いつやるんだ?2027年までにか?間違いないか?」と何かにつけ畳み込まれ、其の事で凶暴な軍事大国のイメージが付いて回る状況は気分のいい物ではないはずだ。 日本としては、合いの手を入れて、さらに気分を悪くさせた方がいいだろう。

筆者には、これまで習近平が、内部行政への指示意外、自分の最終決断で何か大事を実行した記憶が無い。実際、厳しすぎる中国のゼロコロナ政策への反対運動では、言論統制の中、摘発の対象となることを避けるために、多くの人が白い紙を掲げて抵抗の意を表し、その後うやむやの内にゼロコロナ政策は撤回された。

台湾侵攻についても、全ては人民軍上層部の、軍の近代化と待遇改善が招いた戯言(ざれごと)ではないのかと思っている。当然裏では、巨額な発注で利権が生まれるのだから、、。

歴史上、中国人民軍は一度も敵前上陸をしたことは無い。実戦経験0と言ってもいい。まして近代戦は、愛国心や精神論、サッカーじゃあるまいし、頭突きや跳び蹴りで勝てるほど甘くはない。

習近平は、日本が真珠湾攻撃に追い込まれた流れと、二つの中国誕生の経緯を今一度見直した方がいい。大義に於いて、戦略に於いて、無理を重ねた当時の日本を利用した毛沢東が、今の二つの中国を誕生させたのだから、、。 過去ブログ:2006年12月9日硫黄島 市丸少将 ルーズベルトニ与フル書。  

そんな歴史を見なくても、プーチンを見ればいい。侵略と言う悪手を先に打った今、引くに引けなくなり、日々、如何に多くを殺し破壊するかに腐心している。そんな成果でしか国民に胸を張れないからだ。それに狂喜する国民も情けない。』