ナポレオンは、対英「経済封鎖」に協力しなくなったロシアをこらしめるために対露戦争をおっ始めた。
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『Daniel J. Flynn 記者による2023-1-27記事「First Guns, Now Tanks, Then What?」。
ナポレオンは、対英「経済封鎖」に協力しなくなったロシアをこらしめるために対露戦争をおっ始めた。
日本は、米国が石油を禁輸し、対支兵器援助を拡大したので真珠湾を攻撃した。
今日、米国がウクライナへ武器を提供しすぎれば、ロシアは対米戦争を始めるだろう。
※この記者のポジションは明瞭。そして反論はかんたんだろう。
19世紀はじめ、英国はロシア軍とプロイセン軍に軍資金を援助することによって、ナポレオンを陸上で屈服させることができている。
ぎゃくにWWII中の米国による対支援助は、とても効率が悪かった。蒋介石の頭の中の対日戦のプライオリティが低かったために、けっきょく米軍自身が空から爆撃する必要があった。贈った援助兵器はすべて無駄になった。
この非効率はベトナム戦争中の対サイゴン援助でも繰り返された。
しかし朝鮮戦争中の、ソ連による対支援助は、ものすごく効率が高かった。なぜなら毛沢東軍の戦意がとても高かったからだ。天下無双だった米軍が、38度線での休戦を呑むしかなくなった。
同様、ベトナム戦争中の北ベトナムに対する武器援助も、至って効率がよかった。天下の米軍を敗退させたのである。
今の宇軍は、朝鮮戦争中の中共軍や、ベトナム戦争中の北ベトナム軍に似ていることを、誰が疑うだろうか? ユーザーの「戦意」が、常に第一ファクターなのだ。西側による対宇武器援助の効率は、期待し得る最大となるであろう。』