独『シュピーゲル』によると、独国防相のボリス・ピストリウスは、すでに「レオ2」の「2A5」型を…。

独『シュピーゲル』によると、独国防相のボリス・ピストリウスは、すでに「レオ2」の「2A5」型を…。
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『2023-1-22記事「Germany could transfer 19 Leopard 2A5 tanks to Ukraine ? Spiegel」。
   独『シュピーゲル』によると、独国防相のボリス・ピストリウスは、すでに「レオ2」の「2A5」型を19両、ウクライナに与える準備をさせているようである。
 ポテンシャルとしては、レオ2の各タイプ、総計312両の供与が、できる模様。昨年5月から、99両について、メンテナンス作業が始められていると。

 レオ2のいちばん新しいバージョンは「2A7V」で、ドイツ連邦軍はこれを53両、装備している。
 「2A5」は逆に、独軍が装備中のモデルとしてはいちばん古い型である。独軍では、演習時の「仮装ロシア軍戦車」として、この「2A5」を使っている。つまりほとんど「予備品」の扱い。

 ちなみにポーランド軍は「2A4」を保有している。

 整備上のひとつの懸念。独軍装備のレオ2のターレット駆動は、電動である。しかし他の欧州軍が装備しているレオ2のターレットは、油圧駆動だという。仕様がバラバラなものが一斉にウクライナ軍に与えられると、ちょっと面倒なことになる。

 ※「レオパルト2」は、13の欧州国家によって合計2000両は保有されているはずだという。

 ※ポーランドが宇軍へ大量に寄贈した面白兵器「MT-12」の活躍動画がさっそくSNSにUpされている。ペラペラの装甲しかないMT-LBの装軌シャシの上に、露天式に、ソ連製の100粍対戦車砲を背負わせたもの。貰った宇軍は、それを自走野砲として使っている。もし、旧日本陸軍の「ナト車」(四式中型装軌貨車+ボフォース7.5糎高射砲。伊良湖で技官が試射している写真だけが残る)が仕上がっていたなら、こんな感じだったのだろうな。

 ※ポルトガルが14両寄贈すると表明した古い「M113」の写真を見ていると、次のような想像を禁じ得ない。これは西側世界に千両以上、残存している可能性があり、もっと活用余地があるはずだ。天板の後半を溶断して切り欠いてしまって、これまた、世界のあらゆる地域から余剰品をかき集めることが可能な中古の81ミリ迫撃砲を、ガレージ改造式に据え付けるのだ。現地改造だから、初弾の命中精度こそ悪いだろうが、今はドローン観測との連動が可能だから、修正射でカタがつく。

 ※雑報によると、フィンランド国境に2022-1時点で集結していた露軍は今、当時の25%にまで減少しているという。あきらかに露軍は人手が足らず、もはや、あらゆる国境からウクライナへ戦力を抽出転用しているのだ。だからバルト沿海諸国はここぞとばかりに手持ちの全重装備をウクライナへ供給しはじめたのか。

 ※英国人によると、「チャレンジャー2」にウクライナ兵が習熟するまでには6週間かかる、とのこと。すでに教練は始まっているようだ。おそらく単車訓練にとどまらず、3~4両の小隊で交互躍進したり、IFVと連携して進退する訓練も含むのだろう。

 ※ウォリアーIFVをウクライナ人に操縦させる訓練もすでにスタートしている。

 ※さいきんウクライナ国内で撮影された「PzH 2000」は、塗装からしてどうもイタリア軍からの寄贈らしい。

 ※キプロスはT-80Uを手放すかわりに、ギリシャが手持ちの「レオ2」を寄越すことを欲している。これはできるわけがない。ギリシャはトルコ軍(レオ2+M60)ときびしく対峙中だからだ。最初からできるわけがないことをアナウンスしているのだ。不誠実な連中だ。』