マクロンは、「ルクレール」主力戦車の対宇供与に動き始めた。
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『Boyko Nikolov 記者による2023-1-19記事「Macron asked for an instruction to transfer Leclerc tanks to Ukraine」。
マクロンは、「ルクレール」主力戦車の対宇供与に動き始めた。
仏政府内で、相談が進行中である。
やはり大問題は、メンテナンスのようだ。
というのは、仏軍が保管しているルクレールのうち相当の数は、2030年まで「部品取り」用として仏軍自身が必要とするのである。
それを他国にくれてやってしまうと、仏軍の戦車の整備にさしつかえが生じかねない。そういう懸念がある。
ちなみに仏軍は406両、すでに持っており、これに加えて「XLR」型という最新バージョンをこれから200両、調達する計画がある。ウクライナに渡すとしたらその古い406両の中からだ。
ルクレールの主砲は「GIAT CN120-26」といい、52口径長の120ミリ砲だ。
エンジンは「V8X SACM」という8気筒ディーゼルで1500馬力。
※ドイツのショルツは、米軍がM1をウクライナに供給しないうちは、ドイツからはレオ2を送らない、と踏ん張っている。このもたつきの隙を衝いて、フランスが名を売ろうとしている。マクロンは、国際的スタンドプレイのチャンスがあれば、絶対に逃さない。』