米国防総省高官、ウクライナへ戦車供与に慎重 防空優先

米国防総省高官、ウクライナへ戦車供与に慎重 防空優先
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『【ワシントン=中村亮】米国防総省のコリン・カール次官(政策担当)は18日、記者団にウクライナへの武器支援をめぐり「最優先は防空のままだ」と強調した。米国製の戦車エイブラムスの供与について「その準備はできていない」と語り、慎重な姿勢を示した。
米欧ではドイツが戦車レオパルト2をウクライナに供与すべきだとの意見が目立つが、ドイツは米国がエイブラムスを送ることを条件にしているとされる。カール氏は「その戦力を送る唯一の者になることを心配しているのであれば、心配する必要はない」と指摘。前提条件を付けずに戦車を供与するようドイツに促した。

オースティン国防長官は19日、ベルリンで新たにドイツの国防相に就任するピストリウス氏と会談する。ドイツによる戦車供与が主要議題になる見通しだ。ポーランドはレオパルト2を供与すると表明しており、オースティン氏はポーランドによる供与を認めるようにドイツへ求める公算が大きい。

カール氏はエイブラムスの供与に慎重な理由について「とても複雑な装備品だ。高価であり訓練が難しい」と説明した。「ウクライナが修理・補修できないシステムは送らない」とも言及した。バイデン政権はウクライナ向けの追加武器支援を近く発表する予定だが、エイブラムスが含まれる可能性は低い。

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バイデン政権』