日米の関係強化、対中牽制に戸惑う韓国……メディアからは「韓国の対外戦略にとって負担が大きい」「韓国の立場とは食い違う」との声も

日米の関係強化、対中牽制に戸惑う韓国……メディアからは「韓国の対外戦略にとって負担が大きい」「韓国の立場とは食い違う」との声も: 楽韓Web
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 ※ 今朝、地上波の民放のワイドショー番組を見ていた…。

 ※ そしたら、「2026年、台湾侵攻危機説」というものを取り上げていた…。

 ※ その内容は、「2027年は、習近平氏が4選をうかがう年である(※ 2022年に3選され、任期5年の任期到来が2027年。その前年が、2026年)。
 それで、「実績」作りがどうしても欲しいところで、そのためには「冒険的なこと」をやる可能性があり、2026年に最も高まる危険性がある。」と言うものだった…。

 ※ そういう「危機感」をもって、日米の当局者は、「対策」に乗り出していると思われる…。

『「日米安保密着」に笑うことができない韓国…中国管理の負担は大きくなっていく(聯合ニュース・朝鮮語)

最近進行された日米首脳会談などで日本の防衛力強化に対する米国の全面的な支持が明確に確認され、両国の安全保障協力の性格の変化による韓国の対応が注目される。 (中略)

米国が日本の軍事的な役割強化を追認し、中国牽制の声をはっきり出した部分も今後韓国の対外戦略には負担だ。

この11日に開かれた日米外交・国防長官2+2会談後に行われた共同記者会見で、両国は、中国を「最大の戦略的挑戦」と明確に規定した。

これは中国が域内安定のために、一定程度の役割をしてくれることを期待している韓国の立場とはやや食い違っている。 (中略)

韓米日3国協力を進展させる過程で、韓国の対中国認識が反映される空間が減らざるを得ない状況である。 (中略)

チェ・ウンミ峨山(アサン)政策研究院研究委員は"国内の感情も考慮すると、日本防衛力強化について米国のように全面的な支持を言及することは難しい"、"ウクライナ、北朝鮮問題については、韓米日の認識が一致する部分があるだけに、このような点を強調し、実用的な側面として活用する必要がある"と助言した。

ユン・ソクチョン国立外交員外交安保研究所研究教授も最近まとめた「2023年、日本の対外政策の展望についてのリポート」を通じて「日本の反撃能力は、北朝鮮にも適用できるため、韓国の利害関係と衝突しかねない」との懸念を表明している。

その一方で、「今後、日本の防衛力が米国の統合抑止力と域内の平和、安定に寄与できる方向で進められるように韓国の対日外交の戦略性が要求される」と助言した。

韓米日協力の最も「弱い輪」である韓日関係を強化するための両国関係改善の現実的な重要性も再浮上されるものと観測される。 特にこのような過程で米国は韓国に対して、日本と軍事協力をさらに強化するよう要求する可能性も大きくなった。
(引用ここまで)

 今日最初のエントリでも語りましたが、岸田総理の欧米外遊の最後を飾る日米首脳会談はかなり大きく韓国でも報じられています。
 ざっくりとしたイメージでは「ヨーロッパでも日本の防衛力強化が歓迎されてしまった」「彼らも中国による脅威があることを認識している」「アメリカはかつてないほどに日本との同盟強化を行っている」といったところ。
 「東アジアの外交を牽引してきた」と(間違った)意識をしている韓国としては、焦りを抱いている感じですかね。

 シンシアリーさんのところで書かれているように、韓国にとっては中国はもうなくてはならない存在。
 日本やアメリカのように対中デカップリング、対中封じこめを考えるとかもっての外。
 たかだかTHAADミサイルを配備するだけであれだけコテンコテンにやられたのですから、当然といえば当然。

 というわけで通信社であるはずの聯合ニュースもこうして「日米同盟はかつてないほどの強固さをアピールしているが、それは韓国の立場とは相容れない」とかいうニュースを配信してしまうわけです。
 最初のエントリで「言葉、単語の強さ」にあまり言及しなかったのですが。
 全体として共同声明や記者たちを前にした雑談でも、相当に強い言葉で日米関係の強固さを語っています。

 「米韓関係は血盟」を自認する韓国の気分としては穏やかではない。
 だけども、中国とは経済的に見てもうパートナーの状況。離れられるわけもない。
 というか、SKハイニックスに至っては現在のDRAM、NANDフラッシュの半分以上が中国産。
 半導体の価格が国の経済の善し悪しにすら影響してしまう現状ではCHIP4はおろか、対中半導体輸出規制すら難しい。

 それでも日本がインド太平洋戦略の要となっている現状は気に入らない、といった矛盾した気分を感じている。
 ま、とりあえずもうそこで中立を気取ってればいいと思いますよ。
 無理に接近してこなくても、さほど問題はありませんから。

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