バフムト攻防の露の目的は塩と石膏?露は春に50万人動員?

バフムト攻防の露の目的は塩と石膏?露は春に50万人動員? – 北の国から猫と二人で想う事
https://nappi11.livedoor.blog/archives/5402414.html

『ゼレンスキー大統領は2023年1月8日夜の演説で「(ウクライナ東部)バフムートBkhmutやソレダルSoledarではロシア軍の攻撃で街の大半が破壊されが、敵の攻撃を撃退して持ちこたえている。陸軍のシルスキー司令官が同拠点を視察し追加戦力の投入や砲撃の強化を指示した」と明かした。参照記事

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ロシアとワグナーがバフムートに執着するのは「同地で産出される岩塩と石膏の支配に関心interested in taking control of salt and gypsumがあるためだ」と報じられており、ワグナーは中央アフリカ、マリ、スーダンなどで搾取した天然資源を戦争資金に活用していると米国が指摘した事がある。

ドネツク州のクラマトルスクKramatorskからバフムートBakhmut, Donetsk regionに掛けた一帯には大規模な岩塩鉱床が存在し、10以上の採掘坑に眠る岩塩の総量量は50億トン以上と見積もられ、食用や工業用の塩化ナトリウムを年間150万トン以上生産、さらに同地には石膏の採掘坑も存在するため「ロシアとワグナーがバフムートに執着するのは同地で産出される岩塩と石膏の支配に関心があるためだ」とホワイトハウス当局は見ているらしい。

最も多くの塩を産出する採掘坑を手に入れるにはスラビャンスクSlavyansk(Slovyanskスロビヤンスク)を制圧する必要があり、岩塩鉱床を完全に手に支配するlong-tunnel-gypsum-mine-ukraine-207157935ためにはドネツク州全体を支配する必要があるため、仮にホワイトハウス当局の見立てが正しいなら「バフムートBakhmut」ではなく「ドネツク州 Donetsk region」に執着していると表現した方が正しいだろうとする見方がある。

また、その地域に多い、地下採掘場跡を利用したいとワグネルが述べたとのある。確かに、弾薬の貯蔵や隠れ家としてはいいだろう。 参照記事 英文記事
FireShot Webpage Screenshot #479 – ‘ウクライナ 、、、

実際ロシア軍は、傭兵部隊を主力に、この小さな地域に想像を超える戦力、兵員を導入し、ウクライナ戦でロシアは、この地域で最も多くの損失を出していると言われている。

一般的には、北部への補給路確保や、州都ドネツク(右図下)の防衛と言われているが、それでは説明が付かないとも言われていた。過去ブログ:2023年1月各国がウクライナの地上兵器支援を強化 1月ロシア兵がウクライナ東部で1日800人死亡とウクライナ報道 1月ウクライナ軍の年末の単一の砲撃で露軍兵士400人死亡か? 
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ロシア国防省は1月8日、東部ドネツク州クラマトルスクKramatorskに「報復」攻撃を行い「(ウクライナ軍の)600人以上を殺害した」と主張した。ただ、ウクライナ側は、教育機関などの建物が砲撃を受けたことは認めつつも死者はいなかったと反論し、軍当局者はロシア側の発表について「虚偽」と否定し、現場入りした海外メディアも、ロシアの主張を否定した。

ドネツク市に隣接するマケエフカ(マキーウカ、マケエフカ)Makiivkaでは昨2022年12月31日深夜、米国提供の高機動ロケット砲システム(HIMARS)により、ロシア側発表で少なくとも89人が死亡した。

死亡したロシア兵は当時、プーチン大統領の新年演説を視聴するために兵舎に集められていたと言う。

ロシアの強硬派は報復感情を募らせ、先の36時間の「クリスマス停戦」も弱腰と不満を抱いており、今回の「600人殺害」の主張は国内向け「宣伝」の意味合いが強い。参照記事 英文記事 過去ブログ:2023年1月ウクライナ軍の年末の単一の砲撃で露軍兵士400人死亡か?

プーチン政権が宣言した一方的「停戦」は、8日午前0時(日本時間同日午前6時)の期限を過ぎた。6日からの期間中も攻撃は続き、停戦は「名ばかり」(英BBC放送)のものだった。

ロシアは、年明けから兵力を増強し、形勢挽回を狙っているとされ、英紙ガーディアンによると、ウクライナ国防省情報総局幹部は、ロシア政府が今月中に50万人規模の予備役動員を計画していると指摘。春から夏にかけてウクライナ南東部で見込まれる大規模攻勢に向けた準備とみられている。 参照記事
  
2023年1月10日:ロシア軍は、バフムート近郊の小さな町ソレダルSoledarに向け新たな侵攻を試みている。ウクライナのマリアルHanna Maliar国防次官が9日、明らかにした。

同氏によるとロシア軍は、以前ソレダルの奪取に失敗して退却した後、軍を再編成。被害を回復し、追加の攻撃部隊を配備した。戦術も変更し、強力な攻撃を仕掛けてきたという。

また大人数の攻撃集団はロシアの傭兵(ようへい)会社「ワグネル」の予備軍の精鋭で構成され、文字通り味方の兵士の遺体の上を進軍しているとも指摘。大砲や多連装ロケット砲、迫撃砲を大規模に使用し、味方の兵士らに対してさえ砲火を浴びせていると付け加えた。

ウクライナ軍は民間人をソレダルから避難させようとしたが、中には町から出ようとしない人々もいると明かした。町は事実上破壊されており、引き続き避難を呼び掛けているが、特に高齢者が残っているという。

ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、ソレダルについて、「持ちこたえている」ものの「極めて厳しい」状況にあると述べ、10日報道でも攻撃は続いている。参照記事 映像記事 英文記事  』