アフガニスタンと中国企業が資源開発で合意契約交わす

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:アフガニスタンと中国企業が資源開発で合意契約交わす
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『2023年1月6日の石油相代行の発表によると、アフガニスタンのタリバン政権は、北西部のアムダリヤ盆地(Armu Darya Basin:右図青い部分。大部分はトルクメニスタンTurkmenistan 領)からの石油採掘契約を中国企業と結ぶ予定、とロイター通信が伝えている。

当局者の発表によると、契約の相手は新疆中央アジア石油ガス(Xinjiang Central Asia Petroleum and Gas Co. Ltd.)で、今回の契約は、2021年に権力を掌握して以来、タリバン政権が外国企業と結んだ最初で最大の主要公共生産物の採掘契約となる。Map_of_Central_Asia

中央アジア各国には、政治的、地理的要因などから開発がされていない石油、ガスは豊富にあり、中国からのガス、石油パイプラインは着々と西に延び、同時に一帯一路政策の鉄道による貨物輸送も活発化している。一方で、ウクライナ戦争でロシアを支援する中国に対し、旧ソ連衛星国には、中国との関係を見直す動きもあると言われている。

4a87ae71また、今回の契約は、IS武装集団がアフガニスタン国内の中国市民や中国資本のホテルを標的にしてきたにも関わらず、隣国中国がこの地域に経済的に関与していることを端的に示すものでもある。

石油、ガスから銅、コバルト、ニッケル等すべての資源価格が高騰する中、リスク覚悟ででも開発したい、中国の本音が見えてくる。 過去ブログ:2022年12月アフガンの中国系ホテルでISが自爆テロ

過去2012年に、中国国営企業の中国石油集団は、米国が支援する前アフガニスタン政府と北部のファーリヤーブ・サーレポル両州のアムダリヤ盆地での石油採掘の契約を結んだ。
当時、アム・ダルヤには最大8700万バレルの原油があると推定された。ムッラー・バラダル石油相代行の記者会見発言によると、彼が名前を明かさなかった別の中国企業が、前政権の崩壊後に採掘を継続しなかったため、新疆中央アジア石油ガスと新たな契約が結ばれることになった。「私たちは同企業に国際的な基準に従って手続きを進めるよう求め、また、サーレポルの住民の権益を提供するよう求める」と、同氏は述べた。鉱工業相は、石油の精製をアフガニスタン国内で行うのが契約の条件であると述べた。

「アムダリヤ石油採掘契約は中国・アフガニスタン間の重要プロジェクトである」と、王愚中国大使は記者会見で述べた。過去ブログ:2017年11月意外にも、EV普及で迫る銅不足とアフガン、中国の動き 2016年12月アフガンでISの脅威の中 寒波で凍死者と資源開発の行方 12月タリバンが中国企業にアフガンの銅山開発を許可? 2010年6月鉱物資源の宝庫アフガニスタン

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中国は公式にはタリバン政権を承認していないが、一帯一路インフラストラクチャー構想にとって重要な地域の中心にある国家に多大な関心を寄せている。

同中国企業は契約ではアフガニスタンに年間1億5000万ドル投資する予定で、タリバン政権スポークスマンによると、投資額は3年後に5億4000万ドル(約720億円)に増加し、25年契約となる。タリバン政権の同プロジェクトでの提携比率は20%になる予定で、75%にまで増加する可能性がある。

この発表が行われたのは、タリバン政権が、政権部隊が先月の首都カーブルの中国ビジネスマン向けのホテルの襲撃に関わっていた者数名を含む、8人のダーイシュのメンバーを殺害したと発表した翌日のことだった。

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‘中国、アフアフガニスタンには1兆ドル以上の価値がある未開発の資源が眠っていると推定されており、一部の海外投資家の関心を引いてきたが、数十年にわたり混乱が続いたため、実質的な採掘はこれまで全く行われなかった。

ある中国国営企業もまた、同じく前政権の下で最初に契約が取り交わされた、東部のローガル州の銅山の運営についてタリバン政権と協議中である。英文記事 参照記事