ベトナム産の電子部品をカザフスタンまで鉄道列車で運搬。

ベトナム産の電子部品をカザフスタンまで鉄道列車で運搬。
https://st2019.site/?p=20777

『2023-1-3記事「First Vietnam-China-Kazakhstan route opens」。
   ベトナム産の電子部品をカザフスタンまで鉄道列車で運搬。2022-12-31からあらためて。

 貨車は、南支の「萍【くさかんむりにサンズイに平】郷」市駅を始発。
 西安のドライポート(コンテナ載せ換え拠点)を経由して、カザフに入る。 ※旧ロシア圏とのゲージ差の都合?

 積荷は、ベトナムの工場で製造された電子部品である。

 従来、ベトナム製の電子部品は、海送によって、中央アジア諸国(スタン国家群)へ搬入されていたものだった。これには50日を要してしまう。

 鉄道を使えば、25日間で製品を輸送できる。

 じつは2022-3から、ダナン駅を発した貨物列車が時々このルートでヨーロッパまで製品を運んでた。行き先は、ベルギーのリェージユ、ドイツのハンブルク、イタリアのメルツォ。

 それが再注目されているのは、じつは中共の企業は、安い労働力を求めて、どんどんベトナムに工場を移転させているから。

 大問題がある。ベトナムの鉄道ゲージは、「メートル・ゲージ」といって、中共の国際標準ゲージ(日本の新幹線と同じ)と異なっているのだ。これは大ネックである。

 昨年10月末、これを相談するためベトナム共産党の大物が訪支して、ベトナム鉄道のゲージを標準ゲージに改軌する手伝いを中共がしようじゃないかということになった。

 ※あらためてベトナム戦争を振り返ると、ソ連の援助物資を貨物列車で北ベトナムまで届けようとしたときに、とほうもない面倒に直面したと理解できる。

ゲージが2回、変わるのだから。

それでいっそのこと、中越国境で当初は「自転車」、のちにはソ連製「トラック」に物資を載せ換えて、ホーチミンルートを南下させることにしたのだ。

ちなみに米軍が南ベトナムの鉄道網を無視していたのは、任意の海岸から荷揚げすれば、あとは短い距離のトラック輸送でおおかた用が済んでしまう地勢だったから。またハイフォン港の機雷封鎖がどうして有効だったのかも分かる。支那鉄道など使わせていただくよりも、自国の貨物船で直接に搬入した方が、ソ連にとっては百倍気が楽だったのだ。』