ソーセージ製造で巨富を成し、プーチンの侵略を批判していたパヴェル・アントフは…。

ソーセージ製造で巨富を成し、プーチンの侵略を批判していたパヴェル・アントフは…。https://st2019.site/?p=20740

『Paul D. Shinkman 記者による2022-12-27記事「Putin Turns on Oligarchs to Shore Up Russian Economic, Battlefield Woes」。

 プーチンはてめえの経済的・軍事的大失敗から国民の目を逸らさせるために、かつてプーチン体制に忠実に協力してくれた「成金」たちを国内外で理由もなく次々と暗殺している。この成金たちが頓死したと聞いても大衆は別に何の迷惑も感じない。一方、そのゴシップ感を伴う謎ニュースは、「プーチンが何か国のために《秘密作戦》を遂行中だ」「プーチンは金持ちに対しても厳しい」というメッセージになる。国民が貧窮に苦しむのはプーチンのせいではなく成金たちのせいだったのだという責任転嫁も進む。さらにこれからロシア国内の貧窮度は増すけれども、プーチンに逆らおうとすれば誰でも死あるのみという予防警告にもなる。国外逃亡という消極的抵抗も許すつもりはない。まったく対国内向けの《認知戦》である。

 プーチン政府はいま、「増税法案」を準備中だ。富豪や資産家から財産を吸い上げるつもりらしいが、このために国内を引き締める必要がある。

 この増税案は経済的エリート層からの猛反発を招いている。それは封殺しなくてはならない。ロシア財政の破綻が「待ったなし」に迫っているので。

 ソーセージ製造で巨富を成し、プーチンの侵略を批判していたパヴェル・アントフは、インド東部のオディーシャで誕生日祝いのために宿泊していたホテルの3階バルコニーから投げ落とされて死亡した。これは、理由ある殺人と言える。』