ネオ・ナチの中心メンバーが率いるウクライナの代表団がイスラエルを訪問

ネオ・ナチの中心メンバーが率いるウクライナの代表団がイスラエルを訪問 | 《櫻井ジャーナル》 – 楽天ブログ
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『ウクライナ内務省の親衛隊における中心的な存在だった​アゾフ連隊(アゾフ特殊作戦分遣隊)のイリヤ・サモイレンコが率いるウクライナの代表団が12月15日にイスラエルへ到着​した。

 アゾフは2014年3月13日、バラク・オバマ米大統領を後ろ盾としるネオ・ナチがビクトル・ヤヌコビッチ政権を暴力的なクーデターで倒し、大統領を追い出した翌月に組織された。その基盤になったのが「右派セクター」。この右派セクターは2013年11月、ドミトロ・ヤロシュやアンドリー・ビレツキーらが「三叉戟」を元にして組織され、クーデターを成功させた後、2014年5月2日にオデッサで反クーデター派の市民を虐殺している。

 本ブログでは繰り返し書いてきたが、ヤロシュはネオ・ナチ。最近、親衛隊はタグを変えて誤魔化そうとしているが、中身に変化はない。ヤロシュはネオ・ナチであるだけでなく、NATOの秘密部隊ネットワークに参加していると言われている。つまりCIAやMI6と連携、破壊活動を続けてきた。

 親衛隊が組織された理由のひとつは、ウクライナの軍や治安機関にネオ・ナチを拒絶する兵士や隊員が少なくなく、ドンバスの反クーデター軍より戦力が劣っていたことにある。しかも残った者の中にも反ネオ・ナチ派がいる可能性が高い。つまりクーデター政府やオバマ政権は軍を信用しきれなかった。

 アゾフを資金面から支えていたイゴール・コロモイスキーはウクライナ、キプロス、イスラエルの三重国籍を持つシオニストの富豪。シオニストがネオ・ナチを支えていたことになる。これが現実だ。シオニストを「ユダヤ人」と解釈、そのシオニストがナチズムの信奉者と手を組むはずがないという「公式」に囚われると事実を見誤ることになる。

 NATOの東への拡大を新たなバルバロッサ作戦だとロシアは見ているはずだが、このナチスの作戦をイギリスやアメリカの支配層はソ連を粉砕することを願いながら傍観していた。そのナチスへシティやウォール街、つまり米英金融資本が資金を提供していたことが今では明確になっている。

 そうした役割を果たした金融機関としてブラウン・ブラザース・ハリマンやディロン・リードが有名だが、ブラウン・ブラザース・ハリマンの重役の中にはW・アベレル・ハリマンやプレスコット・ブッシュも含まれていた。ハリマンとブッシュはドイツ企業との手形交換業務を行う名目で「ユニオン・バンキング(UBC)」を設立、ブッシュはその経営を任された。

 ブッシュが金融界で出世できた理由のひとつはエール大学でハリマンと同じように「スカル・アンド・ボーンズ」に入会したことのほか、結婚した相手のドロシーが金融界の大物であるジョージ・ハーバート・ウォーカーの娘だったことが挙げられる。

 ドロシーとプレスコットは1921年に結婚、24年にウォーカーが社長を務める投資銀行A・ハリマンの副社長に就任している。ユニオン・バンキングが創設されたのも1924年だ。1931年にブッシュはブラウン・ブラザース・ハリマンの共同経営者になった。この頃、アレン・ダレスは弁護士としてウォール街で仕事を始めている。ちなみに、ブッシュは1895年生まれだが、ダレスは93年生まれで、ふたりは親しくなる。

 結局、ナチスはソ連を破壊できない。フランクリン・ルーズベルト米大統領が急死した翌月、1945年5月にドイツが降伏するとチャーチルはJPS(合同作戦本部)に対し、ソ連を攻撃するための作戦を立案するように命令、「アンシンカブル作戦」が提出された。

 その作戦によると、攻撃を始めるのはその年の7月1日。アメリカ軍64師団、イギリス連邦軍35師団、ポーランド軍4師団、そしてドイツ軍10師団で「第3次世界大戦」を始める想定になっていたが、この作戦は発動していない。参謀本部が5月31日に計画を拒否したからである。(Stephen Dorril, “MI6”, Fourth Estate, 2000)

 この後、アメリカ軍はソ連に対する先制核攻撃の計画を作成するが、ソ連が核兵器と大陸間弾道ミサイルの分野でアメリカに追いついたことから攻撃を実行できなかった。アメリカの好戦派は最後のチャンスと考えていたのは1963年の後半、つまりジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されたころである。』