プーチン氏、パトリオット「破壊する」 米の供与を批判

プーチン氏、パトリオット「破壊する」 米の供与を批判
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR22EPL0S2A221C2000000/

『ロシアのプーチン大統領は22日、米国が長距離の地対空ミサイル「パトリオット」供与などの追加支援をウクライナのゼレンスキー大統領に伝えたことについて「紛争を長引かせるだけだ」と記者団に述べ、米国を批判した。長期化するウクライナ侵攻について外交交渉は可能としたものの、ウクライナ側が拒否しているなどと主張した。

プーチン氏は米国がウクライナにパトリオットの供与を決めたことについて「パトリオットはかなり古いシステム」と述べ、対抗策を準備できるとした。米国はウクライナに「無益な兵器を供給している」と批判した。ロイター通信などによると、プーチン氏はパトリオットを「破壊する」とも発言したという。

ウクライナ侵攻について「すべての紛争は外交で終わる」と述べた。ロシアは交渉に応じる用意があるが、ウクライナ側が拒否していると主張した。ウクライナはロシアが一方的に併合したウクライナ4州やクリミア半島を含む領土の返還を求めている。プーチン氏は21日の国防省幹部への演説で「全ての領土において、任務を必ず遂行する」と軍事作戦を継続する方針を強調した。両国の溝は大きく侵攻は長期化している。

プーチン氏は連邦議会で内政や外交の方針を示す「年次教書演説」について、具体的な日程への言及は避けたものの「新年には実現する」と述べた。2022年の年次教書演説はスケジュール調整がつかないとして、まだ実施されていなかった。』