EU、ボスニア・ヘルツェゴビナを加盟候補国に

EU、ボスニア・ヘルツェゴビナを加盟候補国に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR160I80W2A211C2000000/

『【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合(EU)は15日の首脳会議で、バルカン半島のボスニア・ヘルツェゴビナに、将来のEU加盟の道を開く「加盟候補国」の地位を付与することを承認した。ロシアへの追加制裁やウクライナ支援の拡充でも合意した。

加盟候補国には、ウクライナとモルドバも6月に承認された。ロシアの脅威に直面するウクライナを早期に承認したことから、長年にわたってEU加盟を希望しているバルカン諸国の不満が高まっていた。

バルカン半島ではロシアや中国の影響力が増しており、EUはバルカン諸国に寄り添う姿勢を示すとともに、加盟交渉を加速させる考えだ。

一方、ロシアへの追加制裁でも合意した。合意内容は明らかになっていないが、欧州委員会は12月上旬にロシアへのドローン関連のエンジンの輸出禁止や、一部銀行への全面的な取引禁止などを提案していた。

ウクライナには2023年に180億ユーロ(約2兆6000億円)の財政支援を供与することを確認した。ウクライナのゼレンスキー大統領は首脳らの前でビデオ演説し、「次の6カ月はさらに努力する必要がある」として防空システムやインフラ整備といった支援を求めた。』