トルコ海峡のタンカー滞留が解消へ 当局発表

トルコ海峡のタンカー滞留が解消へ 当局発表
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR13CV40T11C22A2000000/

『【イスタンブール=木寺もも子】対ロシア制裁の影響でトルコの海峡を通過できずに石油タンカーが滞留していた問題で、トルコの運輸当局は13日、船舶保険を巡る問題が解決し、タンカーが動き始めたと発表した。輸送の障害による原油市場への影響が懸念されていた。

トルコ当局の声明によると、イスタンブールのボスポラス海峡まで到着したタンカー26隻のうち、既に22隻が必要な書類を提出し、19隻が海峡を通過した。「トルコの海峡を守る新しい規制が受け入れられ、通常通りの海上貿易が続くのは喜ばしい」と述べた。

主要7カ国(G7)や欧州連合(EU)が5日に発動したロシア産原油価格に上限を設ける制裁を巡り、トルコは国内の海峡を通過するタンカーに対し、保険会社による追加の書簡を求めていた。制裁違反の原油を積んだタンカーが流出事故などを起こした場合、被害が補償されないことを懸念したためとみられる。

トルコはどのようにして保険会社などと合意したかの詳細は明らかにしていない。米ブルームバーグ通信は11日、トルコ側が示した書簡の書式について、保険会社側が「受け入れ可能」と判断したと報じていた。』