G7、ウクライナ復興「ロシアが負担」 気候クラブも発足

G7、ウクライナ復興「ロシアが負担」 気候クラブも発足
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『【ベルリン=南毅郎】主要7カ国(G7)首脳は12日、ロシアの侵攻が続くウクライナ情勢をめぐりオンラインで協議した。首脳声明では、破壊されたインフラ施設の復旧に向けて「ロシアが最終的に支払う必要がある」と連帯を表明。脱炭素社会の実現のため、議長国ドイツが呼びかけていた「気候クラブ」の正式発足も確認した。

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首脳協議にはウクライナのゼレンスキー大統領も参加した。声明では2023年もウクライナの財政支援を続けるため、G7財務相が近く話し合うことを盛り込んだ。軍事支援も継続する構えで、防空システムなどの供与に向けた調整を続ける。

G7が12月5日から発動したロシア産原油の輸入価格に上限を設ける制裁をめぐっては、多くの国が活用するよう呼びかけた。声明では「低中所得国への経済的な負の波及を最小化する」と明記した。石油製品についても、23年2月5日に価格上限制を発動する方針を確認した。

このほか、6月のG7サミットで合意していた気候クラブの規約を取りまとめた。経済協力開発機構(OECD)と国際エネルギー機関(IEA)に暫定の事務局を設けるよう求める。温暖化ガスの削減に向けて、企業の脱炭素の取り組みを支援するなど国際社会に参加を広く呼びかける方針だ。

23年のG7議長国はドイツから日本にバトンが引き継がれる。ショルツ氏は12日の記者会見で「私たちが始めた多くの取り組みが日本の友人たちによって継続される」と期待を寄せた。ロシアの侵攻開始を振り返って「並外れた1年だった」とも語り、ウクライナの支援継続へ連帯を示した。

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