露軍は、車両用にも、発電機用にも、暖房用にも、大量の軽油を最前線まで補給し続ける必要がある。

露軍は、車両用にも、発電機用にも、暖房用にも、大量の軽油を最前線まで補給し続ける必要がある。
https://st2019.site/?p=20701

『Vikram Mittal 記者による2022-12-11記事「Ukrainian Military Is Targeting Russian Fuel Supply Lines As Winter Approaches」。

  ディーゼル燃料=軽油の補給が焦点になっている。
 露軍は、車両用にも、発電機用にも、暖房用にも、大量の軽油を最前線まで補給し続ける必要がある。

 戦車は、1マイル走るのに、1ガロン(3.785リッター)以上の軽油を燃やさねばならぬ。

 露軍の大隊戦術グループBTGは、軽油1万ガロンを摘んだタンクローリー車群を伴わなくてはいけない。その1万ガロンが、わずか1日で費消される。

 露軍はすでに100個BTGを放っている。それらに毎日、軽油を届けてやらねばならぬ。

 だから露軍は雪を気にしている。もし積雪がひどくなると、軽油タンクローリーを走らせることができないから。

 従来の戦争なら、燃料デポを後方から前線まで転々と構築することができた。しかし今次戦争では、燃弾貯蔵所は衛星と無人機ですぐに場所を探知され、そこをHIMARSやドローン爆弾で攻撃されてしまって、維持ができない。
 だから、露領内からじかにタンクローリーを走らせて最前線部隊まで軽油を補給する必要が生じているのである。

 2-24からこのかた、露軍は239台の燃料タンクローリーを破壊されてしまっている。車種は「ウラル4320」と「カマズ」6×6が多い。

 ひとつのBTGには、すくなくも5台のタンクローリーが必要だろう。それが100個BTGもあればどうなるか。想像するがよい。

 バフムト市が攻防の焦点になっているのは、このタンクローリー車が走りやすい道路の結節点になっているから。そこから舗装道路が枝分かれしてドネツク州の各所へ行けるようになっている。

 ルハンスク方面で、スヴァトウェ市とクレミナ市の攻防が注視されるのも、そこが露軍にとっては重要な燃料補給結節点だから。
 宇軍がこの2市を押さえることができれば、ルハンスクの露軍は干上がって凍死に直面する。』