中国、米国をWTOに提訴 半導体輸出規制で

中国、米国をWTOに提訴 半導体輸出規制で
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『【北京=川手伊織】中国商務省は12日夜、米国による半導体などの対中輸出規制が不当だとし、世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表した。「米国による輸出規制措置の乱用は世界のサプライチェーン(供給網)の安定に脅威を与え、国際的な経済貿易の秩序を破壊している」と強調。そのうえで「典型的な貿易保護主義のやり方だ」と批判した。

米国は10月、スーパーコンピューターなどの先端技術を巡り、中国との取引を幅広く制限する措置を発表した。輸出管理の法律に基づく規制を改めた。半導体そのものだけでなく、製造装置や設計ソフト、人材も対象に含めて許可制とした。

中国は高性能な半導体や製造装置を輸入に頼ってきた。習近平(シー・ジンピン)指導部は「科学技術の自立自強」をめざし、半導体の自給率引き上げなどに力を入れる。米国の規制強化をうけ、中国の戦略には強い逆風が吹く。

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柯 隆
東京財団政策研究所 主席研究員
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ひとこと解説

WTOに提訴するのはメンバーであれば、だれでもできる。しかし、状況が変わるかというと、変わる可能性はほとんどない。半導体の問題をほんとうに深掘りすれば、中国にとって不利な結果になる可能性がある。今となって、WTOにとっても迷惑なことになる。アメリカにとって不利な判決を出すわけにはいかないし、世界最大の貿易国中国の訴えを無視するわけにはいかない。WTOの真価が問われる事案かもしれない
2022年12月13日 8:34』

https://nkis.nikkei.com/pub_click/174/X_dTqLQPEKYUcWilQIldqPWLkIaDpT8f4dHxEZWkCXwpHvcfLeTsKQLLKlPSwmeP0wKFnHu1wGIvYk8obpR7JZX1cuz_poVpE-LiGnorEGBLFbQMlUV2mKw5iT9_44dOubS1BVLO0Dw3-QXxXHDElWQXlC2jb1lyClBxm859Li7rsIrPThyXv9eLg9i2DfeRBvDg1sM03SG25zSOZgEJq8bKHRiuH4j69nbRqU0Y6EgH9xhGZpHbmlVJsHiIPmfXOXx_HlWQ_J6vbBDiI-fp-ScYPfdr1xwrhNzA0InFWFrX7Q1lcvZyvYc0wxW0vVPyl4W18lo_8nP4Iiel1VmEJr9cLgjb2mXvnn7LNK-BZDinRiiFVddnsL7_LN4jEqF9XweNAVSVIX-hpVj9LluO79GoKfjMYG4yp7qUGJOAftN9J132aaPuGMg7wV25glRGEDgY21TUzMhkM0GE-tpxwkEfG8QKBYgFphvBdnd5_EEpwfW7TmjVQwoREmmL//113417/151712/https://www.nikkei.com/promotion/campaign/line_friend/?n_cid=DSPRM1DP01_2022lineb