南部オデッサで停電 「イラン供与のドローンで攻撃」

南部オデッサで停電 「イラン供与のドローンで攻撃」
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『【キーウ=共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は10日のビデオ声明で、イランがロシアに供与した無人機(ドローン)による攻撃で、南部オデッサ州内で150万人以上が電気を利用できない状況に陥ったと明らかにした。州都のオデッサ市によると、9日夜に電力インフラが破壊された。

一方、親ロシア派は10日、ロシアが2014年に併合したクリミア半島南東部の集落ソビエツキーにあるロシア軍動員兵の兵舎で火災があり、2人が死亡、約200人が避難したと通信アプリなどを通じて伝えた。同半島で活動するクリミア・タタールのパルチザン部隊を名乗るグループが同日、犯行を認める声明を発表し「ロシア軍を内部から破壊し続ける」と警告した。

ロシアが併合を宣言した南部ザポロジエ州のロシア側「行政府」幹部は10日、ウクライナ軍がメリトポリのロシア軍拠点を米国供与の高機動ロケット砲システム「ハイマース」で攻撃し、2人が死亡したと発表した。ウクライナ側のメリトポリ市長はロシア側に200~300人の犠牲が出たと主張した。

ウクライナでは首都キーウ(キエフ)を含む複数の地域で停電が続いている。ロシアのプーチン大統領は8日、電力インフラへの攻撃について「われわれがやっている」と明言。「誰がクリミア橋を攻撃し、クルスク原発の送電線を爆破したのか」とウクライナの関与が疑われる事件を列挙し、報復攻撃だと正当化していた。

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