バフムートを巡る戦い、ロシア軍が市街地に向けて前進している可能性

バフムートを巡る戦い、ロシア軍が市街地に向けて前進している可能性
https://grandfleet.info/european-region/fighting-over-bakhmut-russian-forces-may-be-advancing-towards-cities/

『ウクライナ軍とロシア軍の戦いは泥濘んだ土地の影響で全体的に低調なもののバフムート周辺の戦いだけは例外的で、ロシア軍は兵士の犠牲を厭わない攻撃でバフムートの市街地にじわじわと迫っている可能性が高い。
ウクライナ軍とって有利なのか、ロシア軍にとって有利なのか、兵士の命の価値が等価ではないため判断がつかない

ウクライナ側の情報が全くないのでロシア側の情報を常識的な範囲で取り入れるとバフムート周辺の戦い以下のようになり、まずスラビャンスク方面と接続する幹線道路「M03」と立体交差する鉄道橋の架橋崩落(ロシア軍の攻撃によるものかは不明)を視覚的に確認、M03経由でバフムートにアクセスするには迂回しなければならない。

出典:GoogleMap ドネツク州バフムート周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

さらにバフムート郊外のピドロドネにロシア軍が到達したという報告や、ソレダルの西に位置するヤコヴリフカをワグナーの部隊が制圧したというロシア側の報道(映像付き)があり、激戦地のオプトネを迂回してロシア軍がバフムート市街地に向け前線を押し上げようとしているらしいが、これが事実かどうかは不明だ。

クルデュミフカから川沿いにビラ・ホラへ向かっているロシア軍は砲撃とドローンによる攻撃で前進出来ずにいるため、幹線道路「T0513」の防衛ラインを貫通したロシア軍による西への突破=アルテーモヴェの側面に回り込む試みは成功していないが、ロシア軍は根本的に兵士の犠牲を厭わない攻撃でウクライナ軍に消耗を強いているので現状がウクライナ軍とって有利なのか、ロシア軍にとって有利なのか、兵士の命の価値が等価ではないため判断がつかない。

出典:Генеральний штаб ЗСУ

ヘルソン州やザポリージャ州でも微妙な動きが観測(反攻に繋がる動きか判断がつかない)されているが、ウクライナのレズニコフ国防相は「まだ大地が泥濘んでるので車輌の移動が難しく、気温が低下して大地が凍結後に積極的な反撃を再開する」と述べており、ヘルソン州からドネツク州やルハンシク州に部隊が移動しているという報告もあるため「ウクライナ軍の反攻は東部戦線で行われるのではないか」と予想する声がある。

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 ※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
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投稿者: 航空万能論GF管理人 欧州関連 コメント: 5 』