プーチン氏、旧ソ連諸国や中国・インドに防衛協力訴え

プーチン氏、旧ソ連諸国や中国・インドに防衛協力訴え
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR09AUN0Z01C22A2000000/

『ロシアのプーチン大統領は9日、モスクワで開いた旧ソ連諸国による独立国家共同体(CIS)と、ロシアが中国やインド、中央アジア諸国などとつくる上海協力機構(SCO)の合同国防相会議でビデオ演説し、軍事協力の強化を訴えた。各国の協力を得て、ロシアのウクライナ侵攻を批判する米欧に対抗する思惑があるとみられる。

プーチン氏は演説でウクライナ情勢に触れ、「欧米は事実上、この国(ウクライナ)を植民地に変え、いまやウクライナの人々を冷笑的に肉弾として利用している」と米欧を批判した。米欧が世界のあらゆる分野で「支配」を維持しようとしているという従来の主張を繰り返した。

CISとSCOの軍事協力については「防衛分野での緊密なパートナー関係は(加盟国の)権威と影響力を高める」と主張。具体的な協力の項目として、平和維持活動、情報交換、武器供給をはじめとする軍事技術をあげた。

CISはロシアが主導する緩やかな地域協力組織で、SCOはロシアや中印などがユーラシア地域での協力を強化するために創設した国際的な枠組みだ。両組織の加盟各国は米欧による対ロシア制裁には加わらず、同国との関係を維持している。』