台湾戦争なら対中制裁を マラッカ海峡含むエネルギー輸送阻止など 米委員会が建議
https://www.epochtimes.jp/2022/12/126579.html
※ こういうものだ…。
※ 「マラッカ海峡封鎖」が、公然と語られるなんて、数年前に誰が予想した…。
※ その「予測の精度」を高めて行くには、「真実のかけら」を「自分自身で」拾い集めて、「解析」「分析」していくしか無い…。
※ まあ、「ロシアがウクライナへ侵攻」も、あれだけ「警告されていた」のに、「御冗談でしょ。」「いたずらに危機を煽るのは、止めてくれ!」という反応だったしな…。
※ 当のウクライナ政府が、そういう反応だった…。
※ 「危機」とか、「侵攻」というものは、起こり得るものだし、「現に、現実に起きている」ことなんだ…。
『米議会と行政の超党派委員会は、中国が台湾に侵攻した場合の対中制裁を計画・実施するパネルを設置するようバイデン政権に建議する年次報告書を発表した。制裁案には、マラッカ海峡を含むエネルギー輸送阻止につながる規制を検討することも含まれる。
専門家からなる「米中経済安全保障検討委員会(USCC)」は、台湾をめぐる戦争が勃発した際、米国が中国に抵抗できるようにするために必要な軍事態勢、兵站などに関する情報の報告を求めた。』
(※ 無料は、ここまで。)
(過去の投稿)
『中国がかわしたい米国の“海峡封鎖”』(その2)
( 9月 1, 2018 )









世界のチョークポイント
『 ポイントは、以下のようなことだ。
1、7つの海を支配した英国は、チョークポイントを支配したことで覇権を握った。
2、その覇権を継いだ米国は、英国のチョークポイント支配を受け継いだ。
3、そして、現在も主なチョークポイントは、米国が管理している。
4、中国としては、米国の覇権に挑戦するためには、このチョークポイントの管理・支配に挑戦せざるを得ない、という話しになる。
世界の代表的なチョークポイントは、以下のようなものだ。』
『 ここで重要なのは、「米国の管理」と言うが、別にその地点が米国の領土になっている訳ではない、という点だ。それぞれの地点は、それぞれ各国の領土となっている。
だからこそ、それらの地点が領土となっている国、さらにはその周辺国への影響力が重要になってくる、と言う話しになる。
スエズ運河におけるエジプト、イスラエル(さらには、その隣接国のレバノン、シリア、ヨルダン、サウジアラビアなんか)への影響力が重要だ。』
『バシー海峡における台湾、フィリピンとの関係…。逆に、中国とすれば、台湾を取らない限り、ここを封鎖される危険性がついて回るという話になる…。それで、必死でドゥテルテを取り込んだり、南沙を軍事拠点化したりしてるわけだ…。
マラッカ海峡におけるインドネシア、マレーシア、シンガポールとの関係…。
それで日本もせっせと「海上保安政策過程」なんかやってる訳だよ…。(海上保安政策過程)
ホルムズ海峡におけるオマーン、アラブ首長国連邦との関係…。しかし、ここは対岸に「イラン」が控えている。中東の石油を好きなように運搬したい勢力からは、目の上のたんこぶだろうな…、って話しだ。
バブエルマンデブ海峡においては、ジブチ共和国とイエメンだ。さらには、周辺国であるスーダン、エリトリア、エチオピア、ソマリア、南スーダンへの影響力と治安の確保が重要になる…。
そういう視点で眺めると、今まで見えていなかったものが見えてくるし、いろんな事の繋がりも見えてくる、って話しだよ…。』