機械受注7~9月1.6%減 製造業の回復に一服感

機械受注7~9月1.6%減 製造業の回復に一服感
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA15BE80V11C22A1000000/

『内閣府が16日発表した7~9月期の機械受注統計によると、設備投資の先行指標とされる民需(船舶・電力を除く、季節調整済み)は前期比1.6%減の2兆7438億円だった。2四半期ぶりのマイナスとなった。製造業が6四半期ぶりに減少に転じた。設備投資は新型コロナウイルス禍からの回復局面にあったが、足元で一服感が出てきている。

製造業が前期比2.0%減、船舶と電力を除く非製造業も1.4%減で2四半期ぶりのマイナスだった。

業種別では、製造業のうち半導体製造装置などを発注する電気機械で10.1%減少した。造船業では28.5%減、金属製品は19.6%減で、いずれも4~6月期はプラスになっていた。非製造業では建設業が25.5%、卸売業・小売業が14.7%それぞれ減少した。

9月末時点で調査した10~12月期の受注見通しは前期比3.6%増だった。世界経済の減速が先行きの大きな懸念材料になる。

同日発表した9月の民需(船舶・電力を除く、季節調整済み)の受注額は前月比4.6%減で、2カ月連続のマイナスとなった。内閣府は基調判断を「持ち直しの動きに足踏みがみられる」に下げた。

製造業は8.5%の減少。前月に核燃料サイクル関連の「原子力原動機」の大型受注があった反動で、非鉄金属が82.4%減った。船舶と電力を除く非製造業は4.4%の受注増だった。』