「集団的自衛権」反撃を明記 ポーランド巡りNATO緊張

「集団的自衛権」反撃を明記 ポーランド巡りNATO緊張
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB161HH0W2A111C2000000/

 ※ 『発動には加盟30カ国すべての支持が必要とされ、集団的自衛権を行使するハードルは高い。第5条がこれまで発動されたのは、2001年9月の米国での同時テロの後だけだ。加盟国である米国が攻撃を受けたことで、アフガニスタンでテロとの戦いを開始した。』…。

 ※ 『何をもって「武力攻撃」となるかもNATO加盟国に委ねられている。本当にロシアによる攻撃だったかに加え、攻撃が意図的だったかも判断基準になる可能性がある。米国務省のパテル副報道官は15日、攻撃が偶発的か意図的かの重要性を聞かれ「もちろんそれは重要なことだ」と答えた。』…。

 ※ ということなんで、直ちに「ドンパチ」、「三次大戦に突入!」とは、ならないようだ…。

 ※ ただ、米国・NATO及びロシアが絡んでる「紛争」は、「偶発的な事件」から「世界大戦」にエスカレートする危険が常にあるんで、神経尖らせて、よくよく注意して見ていかないと…。

『ロシア製ミサイルがポーランドに着弾し2人が死亡したとの情報を受け、同国が加盟する北大西洋条約機構(NATO)で緊張が高まっている。北大西洋条約の第5条には、加盟国が攻撃を受けたとき全加盟国に対する攻撃とみなして反撃する集団的自衛権が明記されているためだ。

NATOは1949年に設立された北米や欧州の30カ国が加盟する軍事同盟だ。ロイター通信によると、NATOはポーランドの要請を受け、北大西洋条約の第4条に基づく協議を16日に開く。第4条は加盟国の安全保障が脅威にさらされた場合、いつでもNATOに協議を要請できると定めている。

ロシアは今回の攻撃への関与を否定しているが、焦点となるのが集団的自衛権の行使を定める第5条が適用されるかだ。NATOの根幹である第5条は「締約国への武力攻撃を全締約国への攻撃とみなすことに同意する」と明記している。

発動には加盟30カ国すべての支持が必要とされ、集団的自衛権を行使するハードルは高い。第5条がこれまで発動されたのは、2001年9月の米国での同時テロの後だけだ。加盟国である米国が攻撃を受けたことで、アフガニスタンでテロとの戦いを開始した。

何をもって「武力攻撃」となるかもNATO加盟国に委ねられている。本当にロシアによる攻撃だったかに加え、攻撃が意図的だったかも判断基準になる可能性がある。米国務省のパテル副報道官は15日、攻撃が偶発的か意図的かの重要性を聞かれ「もちろんそれは重要なことだ」と答えた。

バイデン米大統領は16日、ポーランドのドゥダ大統領と電話協議し、米国のNATOへの関与を確認したうえで、ポーランドへの防衛義務を果たすと強調した。アフガニスタンでの戦争が長引き、米国内ではウクライナへの米軍派遣について慎重な見方が多い。

バイデン氏は16日、主要7カ国(G7)とNATOの緊急首脳会合後、記者団に対し「軌道から考えるとロシアから発射された可能性は低い」と述べた。集団的自衛権の行使には正確な情報の把握が不可欠となる。』