ロシア、サハリン1への日本の出資を承認

ロシア、サハリン1への日本の出資を承認
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR14C0I0U2A111C2000000/

『ロシア極東での石油・天然ガス開発事業「サハリン1」の運営を担う新会社を巡り、ロシアのミシュスチン首相が日本とインドの出資を承認する指令に署名したことが14日、明らかになった。ロシア通信など同国の各通信社が伝えた。日本は30%の権益を維持することが決まった。

「サハリン1」を巡っては、ロシアのウクライナ軍事侵攻で事業環境が変わったことを受け、プーチン大統領が10月7日に事業を新会社に移管する大統領令に署名した。同月14日には新会社を法人登記し、海外企業に対して事業への出資を継続するかどうか1カ月以内に判断するよう求めていた。

11月4日には、経済産業省や日本の商社などが出資し、サハリン1に参画していたサハリン石油ガス開発(SODECO)が新会社への参画を申請すると正式に決めた。日本政府として「エネルギー安全保障上、極めて重要なプロジェクトだ」と判断した。

サハリン1には、SODECOと米エクソンモービルが各30%、ロシア国営ロスネフチ子会社とインド石油天然ガス公社(ONGC)が各20%出資していた。エクソンは新会社設立に伴い、事業から撤退する。ロシア政府は14日、ONGCによる新会社への20%出資も承認した。

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