クリミアとの州境に露軍が新たな塹壕構築と州都移転

北の国から猫と二人で想う事 livedoor版:クリミアとの州境に露軍が新たな塹壕構築と州都移転
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『衛星画像などを手がける米企業「プラネット・ラブズPBC」は2022年11月12日までに、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島の北部に位置するアルミアンスク町Armyansk近くでロシア軍が塹壕(ざんごう)を新たに築いているとする衛星画像を公開した。ジャンコイDzhankoiに近い検問所 checkpoint 付近でも塹壕が掘られていると言う。ロシア側は、ロシア国営通信によると、ヘルソン州の州都をヘルソン市Khersonから、州南東部の港湾都市ヘニチェスクHeniches’k(ゲニチェスク: Genicheske)に移転すると発表した。

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現場は、腐海(ふかい)や広大な湿地帯が広がるウクライナ南部ヘルソン州との州境近くで、今回の画像は今月5日に撮影したもので、野原で機械を使って塹壕が掘られている様子を捉えていた。1週間前の10月29日にはこの野原で見られなかった動きとした。特殊な地質状況や運河の為、半島へ渡る道路、検問所は限られている。

クリミア半島北部での新たな塹壕構築は、ウクライナ軍がヘルソン州で仕掛ける反転攻勢にロシア軍の指導者たちが神経質になっていることをうかがわせてもいる。この攻勢がウクライナ中南部ザポリージャ州でロシアが占領下に置く拠点都市メリトポリMelitopolへ向かうことも警戒しているとみられる。メリトポリ方面へは、ウクライナ軍がドニプル川から幾度か南下する作戦を行っており、この付近で露軍を東西に分断する作戦に出る可能性があると、個人的に見ている。

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ロシア国防省は11日、同国への合併を宣言してもいたヘルソン州のドニプロ川西岸からのロシア軍撤退の完了を発表した。下図は、最近までのクリミア半島の検問所、飛行場、主要都市 参照記事 英文記事 映像:Russian Tank Engages Ukrainian Forces Near Pervomaisk 北東部ルハンスク州ペルボマイスクPervomaisk付近での露軍戦車の攻撃の様子。

攻撃中の露軍T-80戦車内が映っているのは珍しく、また、ウクライナ軍がルハンスク州ルハンスク市Luhansk方面へ地上侵攻しているのが分かる。

当初、プーチンは戦うのは「職業軍人」だけだと主張したが、のちに何十万人ものロシア市民を戦争に動員した。ウクライナに多くの死と破壊をもたらしただけでなく、彼の戦争は自軍にも甚大な被害をもたらしている。 ロシア人にとっての経済的な負担も、相当なものになっている。過去ブログ:2022年11月露国防相、ウクライナ南部ヘルソン市からの撤退完了公表

FireShot Webpage Screenshot #2297 – ‘ヘルソンに夜間外出FireShot Webpage Screenshot #2299 – ‘RussianFireShot Webpage Screenshot #2298 – ‘Russian2022年11月13日:

ウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソン市当局は13日、夜間外出禁止令と市外への移動制限をかけると発表した。ロシア軍撤退により祝賀ムードに包まれたヘルソン市だが、安全保障面の状況はなお厳しいままだ。ロシア軍はドニプロ川の東岸に撤退しているものの、そこから西岸のヘルソン市に爆撃してくる可能性がある。13日には、ヘルソン空港周辺に複数の爆撃があった。

同州のヤロスラフ・ヤヌシェヴィチ知事は、「敵はあらゆるインフラ設備に爆弾を仕掛けた」と話した。その上で市民に対し、混雑した場所を避けるよう指示。また、14日以降はウクライナ軍が市中心部の地雷撤去を開始するため、近づかないよう呼びかけた。参照記事』