今回も不正が噂されている米国の選挙だが、2大政党の黒幕はいずれも金融資本

今回も不正が噂されている米国の選挙だが、2大政党の黒幕はいずれも金融資本 | 《櫻井ジャーナル》 – 楽天ブログ
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『11月8日にアメリカで実施された中間選挙の結果、民主党と共和党が獲得した議席数は上院でも下院でも接近したものになった。​事前の世論調査​によると民主党に対する評価は低く、大敗する可能性が高いと見られていたのだが、そうしたことにはなっていない。​CNNが行った出口調査​でも民主党への投票数は減っているので、意外に感じる人は少なくない。2000年の選挙以来、毎回不正が噂される。

 もっとも、アメリカの民主党と共和党には大きな差がなく、いずれもスポンサーは巨大資本や富豪であり、アメリカからイスラエルへ流れ込む多額の資金の一部がキックバックの形で議員の懐へ戻っている。この仕組みに縛られているアメリカの政界が打ち出す政策、特に国際分野は民主党も共和党も違いがない。

 巨大資本の中核に存在しているのは金融資本だが、その中で近年、存在感を強めているのはブラックロック、バンガード、ステート・ストリートなど銀行のような規制を受けない新しいタイプの金融機関、いわゆる「闇の銀行」だ。これらは1970年代から始まった金融規制の大幅な緩和によって誕生、この3社が大株主になっている会社はアメリカの主要500社の9割に近いという。

 こうした「闇の銀行」のアメリカにおける拠点はデラウェア州だが、ジョー・バイデンは同州選出の上院議員を1973年1月から2009年1月まで務めている。

 上院議員になった当時のバイデンに助言していたW・アベレル・ハリマンはエール大学でスカル・アンド・ボーンズという学生の秘密結社に入っていた。この結社へ入った学生は金融機関や情報機関へ入るケースが少なくない。ジョージ・W・ブッシュ(※ 子ブッシュ)、父のジョージ・H・W・ブッシュ(※ 親父の方のブッシュ)、祖父のプレスコット・ブッシュも同じ結社のメンバーだった。

 プレスコット・ブッシュも上院議員だったが、元々はウォール街の人間。ジョージ・ハーバート・ウォーカーという金融界の大物の娘と結婚している。プレスコットはウォーカーの下でブラウン・ブラザーズ・ハリマンやユニオン・バンキング・コーポレーションの重役を務めていたが、いずれもウォール街からナチスへ資金を供給する重要なルートだった。同僚のひとりがW・アベレル・ハリマンだ。

 プレスコットが金融界で働き始めた頃、アレン・ダレスもウォール街の弁護士として働き始めている。両者はウォール街の仲間であり、友人だったともいう。後にジョージ・H・W・ブッシュはCIA長官になるが、エール大学時代に彼はCIAからリクルートされたと信じられている。子ども時代のジョージをアレン・ダレスは知っていたはずだ。

 ジョージがCIA長官に就任したのはジェラルド・フォード政権。デタントを主張していたリチャード・ニクソンがウォーターゲート事件で失脚したことを受け、フォードは副大統領から昇格したのだが、この政権でドナルド・ラムズフェルド、リチャード・チェイニー、ポール・ウォルフォウィッツ、リチャード・パールなど後に「ネオコン」と呼ばれる人びとが台頭している。

 イギリスと同じようにアメリカでも情報機関は金融機関によって生み出されているので、ジョージ・H・W・ブッシュがCIAに雇われたり長官に就任するのは必然だ。ポール・ウォルフォウィッツはCIAの内部に作られた「チームB(あるいはBチーム)」と呼ばれるソ連に関する偽情報を発信するメンバーだったことがある。

 ジョージ・W・ブッシュはネオコンに担がれていたが、そのブッシュが大統領に就任した2001年の9月11日にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンにある国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃され、それを切っ掛けとしてネオコンはホワイトハウスを掌握、侵略戦争を本格化させた。ブッシュ政権の政策はブッシュ・シニア政権時代の1992年2月に作成された「ウォルフォウィッツ・ドクトリン」と呼ばれる世界制覇プランが基盤になっている。日本がこのドクトリンに組み込まれたのは1995年である。』